今日のヘッドライン

日々マーケットで起きている様々な出来事を独自の視点で解説します。

5月07日

米労働市場の過熱感にようやく変化の兆し

4月の米雇用統計で、非農業部門の就業者数や平均時給は市場予想に届かず、失業率は上昇しました。就業者数の伸びに部門による偏りがあるうえ、景気変動を反映する傾向がある娯楽・接客や人材派遣部門で雇用の伸びが低下しました。4月のデータだけでの判断には慎重であるべきですが、他の指標も合わせて考えると、米労働市場の過熱感は和らぎつつある証拠が増えてきたように思われます。

    すべて グローバル 北米 欧州 新興国 中南米 アジア・オセアニア