2023年11月29日、在日スイス大使公邸にて、秋のクラシックコンサート By ピクテ・パトロネージュ・プロジェクトが開催されました。

イベントでは約50名のお客様をご招待し、荒井里桜さんの演奏をお楽しみ頂きました。

ジュネーブの北側、スイス ローザンヌ音楽高等学校にて演奏技術と音楽への研鑽を積んだ荒井里桜さん。権威ある在日スイス大使公邸にて、スイスの歴史的背景や文化的背景に通じる楽曲を選曲し約１時間の演奏をいたしました。

荒井里桜さんは、ご参加いただいたお客様に対し、演奏のみならずスイスでの記憶や楽曲を通じた芸術家としての思いをお伝えし、お客様と積極的にコミュニケーションをとっていらっしゃいました。

駐日スイス大使と共に、日本とスイスの芸術の架け橋となり、それぞれの国の素晴らしさをご参加のお客様と語る荒井里桜さんは、普段とはまた一つ違う姿をお見せしていました。

秋の夜長にふさわしいヴァイオリンとピアノの本イベントは、スタッフを含む参加者全員が芸術を起点にスイスと日本の絆を確かめる大変有意義なものとなりました。

■演奏

荒井里桜（ヴァイオリン）五十嵐薫子（ピアノ）

■ 演奏曲

チャイコフスキー：ワルツ・スケルツォ Op.34 

イザイ：無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調「バラード」 Op. 27, No. 3

モーツァルト：ロンド ハ長調 K.373

モーツァルト：ヴァイオリン・ソナタ第18番 ト長調 K. 301

サミュエル・コールリッジ＝テイラー：カヴァティーナ Op.3