Pictet Theatre LIVE(2020.11.18 Wed.)

Title
激動の日本株式市場の見通しと今後の注目点

Overview/Agenda

Pictet Theatre LIVEは、経験豊富な投資のプロが語る最新情報を、オンライン・オフライン両方でご提供するハイブリッド型資産運用セミナーです。※現在はオンライン配信のみとなっております。

ストラテジストの糸島孝俊より、激動する日本株式市場における現状の注目点や今後の見通しについて解説するセミナーです。


視聴者のみなさまから頂いたご質問について、スピーカーがお答えさせていただいております。
なお、すべてのご質問にお答えできない場合もございますことを何卒ご了承ください。

(注1)お客さまからいただきましたご質問ついては、ご質問が多かったものを中心に掲載しております。
(注2)特に記載のない場合、ご質問への回答は本FAQの掲載日時点の見解です

今後、日経平均株価がさらに上値を追うには、日経平均株価(225銘柄の単純平均、グロース株比率が高い)と比較して、大きく出遅れているTOPIX(東証1部全銘柄の加重平均、自動車や銀行などバリュー株比率が高い)が、どこまで日経平均株価をキャッチアップし、全体として上昇できるかがカギになると考えます。

その意味では、バリュー株に影響しやすい内需の底上げにつながるようなGoToキャンペーンや景気対策の動向が大事になってきます。

日本株市場の中で、特に期待・注目しているセクターは短期、中期、長期で変わります。

あくまでイメージですが、長期的には(これまでの上昇の反動はある可能性がありますが)リモート関連や次世代エネルギーで恩恵を受けるセクターに期待・注目しています。また、中期的には新型コロナ収束後を念頭に、業績の回復が期待できるセクターに期待・注目しています。

一方、短期的には日々物色対象が変わるため、個別企業毎に企業業績の成長(グロース)や株価評価(割安度など)を多角的に判断する必要があると考えます。

日本株市場にとって短期的なリスク要因は、世界的なコロナ感染拡大(ロックダウンによる経済封鎖、死者数の拡大)による世界景気の低迷などが考えられます。また、マーケット要因では、堅調に推移している米国株式市場の下落のほか、米国長期金利上昇やバイデン政権によるドル安(円高)政策など金利・為替の面についても留意する必要があると考えています。

ぜひご覧ください。



Speaker


糸島 孝俊
ピクテ・ジャパン株式会社
シニア・ストラテジスト

証券系シンクタンクの企業調査アナリストを経て、日系大手運用会社にて投資顧問や投資信託の資金を国内株式中心に運用。その後、ヘッジファンドや独立系運用会社でもアクティブ・ファンドマネージャーとして従事。運用経験通算21年。最優秀ファンド賞3回・優秀ファンド賞2回の受賞歴を誇る日本株式ファンドの運用経験を持つ。ピクテでは、ストラテジストとして得意とする国内株式を中心に主要国株式までカバー。日経CNBC「昼エクスプレス」はレギュラーとして隔週月曜日を担当。テレビ東京「Newsモーニングサテライト」、BSテレビ東京「NIKKEI  NEWS NEXT」やストックボイス等にも月一回出演中。東洋経済オンラインでは月一回寄稿を配信中。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)

運用経験年数 5年




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萩野 琢英
代表取締役社長