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- 注目のESG投資やSDGの達成に取り組むエコディスカバリー
ESG投資やSDGsなどが注目を集めています。世界の環境関連企業の株式に投資するエコディスカバリーはESG投資を行っており、SDGsの中でも9つのテーマに貢献しています。
ピクテ・グループでの取り組み
2015年に年金積立管理運用独立行政法人(GPIF)が国連責任投資原則(UNPRI)に署名したこともあり、環境(E)、社会(S)およびガバナンス(G)の要素を取り入れたESG投資が大きな注目を集めています。具体的には、ESGの観点から、投資先の企業などの将来性の分析を行い、その評価を投資判断に取り入れることや、企業とエンゲージメント(対話)を行い、中長期的な視点で持続的な成長を促し、企業価値の向上にも努めることを指します。
ピクテ・グループではサスティナビリティ(持続可能性)を大切にしています。投資家の利益を第一に考え、投資からのリターンの改善やリスクの軽減を目指して、投資プロセスに具体的なESG基準を組入れています。また、リスク管理とレポーティングにも同様にESGを組み込んでいます。その一貫として、全ての伝統的資産(株式や債券)投資のプロセスにおいてESGを考慮しています。その中でも、テーマ株式運用については、環境問題または社会問題の両方において、持続可能な解決策に貢献するテーマへの投資を行っています。このような投資は投資家からの注目を集めており、ESG投資に注力した運用資産残高は年々増加しています。
図表1:ピクテのESG投資の運用資産残高(2019年末時点、単位:10億米ドル)
注 ベスト・イン・クラス:競合他社比較でESG要素の優れた企業への投資
出所:ピクテ・アセット・マネジメント
ESG投資のエコディスカバリー
環境(E)、社会(S)やガバナンス(G)に注目したテーマ株式運用のひとつである「ピクテ・エコディスカバリー・アロケーションファンド(毎月決算型)為替ヘッジなし 愛称:エコディスカバリー」はESG投資に取り組んでおり、エネルギー効率、低炭素エネルギーや再生可能エネルギー分野において魅力的と判断した企業に投資しています。これらの分野は、低/ゼロ炭素社会を実現し、大気汚染問題に取り組む上で非常に大切だと考えています。
また、ピクテでは社会の長期的な変化の予想であるメガトレンドに沿った投資を行っています。大量のエネルギーを消費する現代社会において、エコディスカバリーにはサスティナビリティ、医療問題、グローバル化/経済成長や技術革新といったトレンドがあると考えています。環境や人間の健康にやさしい持続可能な社会に必要な技術、製品やサービスを提供する企業へ投資することで、このような社会の実現を後押ししていると考えています。
図表2:ピクテが考えるメガトレンド
出所:ピクテ・アセット・マネジメント
また、エコディスカバリーの投資先企業をより細かい6つのセグメントに分類することもできます。1つ目は、イノベーションが加速し、環境規制が一層厳しくなる中、エネルギーや資源の効率的な使用を実現する「効率的な製造」です。次に、多くの国や地域が建物の「ネット・ゼロ・エネルギー」(省エネ性能や太陽光などでエネルギーの生産を通して、消費エネルギーの収支のプラマイをゼロにする)目標の達成をする上でエネルギー効率化の需要の拡大に対応する「グリーン・ビルディング」があります。更に、温室効果ガス排出や燃費に対する規制が厳格になり、自動運転や電気自動車の普及に必要な「スマートモビリティ」、自動車を始め製造業のアプリケーションや省エネ化のために必要な半導体の需要拡大に応える「半導体関連技術」や低コスト化が進み、経済的な観点から普及するであろう「再生可能エネルギー」等のセグメントがあります。6つのセグメントとして、再生可能エネルギーや電気自動車の出現によりエネルギーを取り巻く環境の劇的な変化に対応するスマート・グリッドやコネクティビティ(相互接続)等に使用されるであろう「インフラ」にも投資機会があると考えています。
SDGsの実現にも取り組む
最後に、エコディスカバリーは国連の17の持続可能な開発目標(SDGs)の実現に対しても取り組んでいます。対応する目標は、投資先企業の製品やサービスに基づきSDGの評価を実施しています。具体的には、ビッグデータや独自のAIを使用し、各企業のSDGへの貢献度を定量/定性的に分析しています。
図表3:エコディスカバリーが貢献する9つのSDGs
出所:ピクテ・アセット・マネジメント
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ピクテ・エコディスカバリー・アロケーション・ファンド(毎月決算型)為替ヘッジなし
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