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インコレ|利回りの上昇に伴い投資対象としての魅力が高まるインカム・コレクション
2023/08/01

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概要

●インカム・コレクションの利回りは主要な先進国の国債よりも相対的に高い水準
●債券利回りの上昇などに伴い、インカム・コレクションの利回り水準はリーマン・ショック前を上回る水準
●分散投資効果により、リスク水準を抑えながら魅力的なインカム収入の獲得が期待される



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インカム・コレクションの利回りは主要な先進国の国債よりも相対的に高い水準

インカム・コレクション(以下、当ファンド)の魅力のひとつに、相対的に高い利回り水準があります。

当ファンドでは、利回り水準(株式の場合は配当利回り、債券の場合は最終利回り)が相対的に高い先進国と新興国の株式および債券に投資していますが、2023年6月末時点での当ファンドの保有銘柄の平均利回りは5.2%(注)となっており、先進各国の国債などよりも高く魅力的な水準となっています(図表1参照)。

図表1:インカム・コレクションと主な資産の利回り

2023年6月末現在

(注)インカム・コレクションの利回りは、各投資対象ファンドの利回り(株式は配当利回り(2023年5月末現在)、債券は最終利回り(2023年6月末現在))を基本資産配分内訳(2023年6月末現在)で加重平均して算出しています。そのため当ファンドの実績とは異なる場合があります。
※米国リート:FTSE/NAREITオール・エクイティ・リート指数(配当込み)、世界国債、オーストラリア国債、カナダ国債、日本国債:FTSE世界および各国国債指数
※米国リートは配当利回り、債券は最終利回り、いずれも税引前
出所:リフィニティブ an LSEG business、ブルームバーグのデータを使用しピクテ・ジャパン作成
※データは過去の実績であり将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。

債券利回りの上昇などに伴い、インカム・コレクションの利回り水準はリーマン・ショック前を上回る水準

主要国の中央銀行は、2008年の世界金融危機以降、景気支援や金融市場の安定化などを目的に政策金利の引き下げ等からなる積極的な金融緩和策を実施し、維持してきました。そのような環境下において、主要国の債券利回りが低下し、当ファンドの利回りが低下する要因となりました(図表2参照)。

しかし、2022年以降、世界的なインフレ高進を背景に多くの国や地域で利上げが行われたことから債券利回りは上昇し、当ファンドの利回りも2008年の世界金融危機前と同等の水準になっています。

図表2:インカム・コレクションと主な資産の利回りの推移

(注)インカム・コレクションの利回りは、各投資対象ファンドの利回り(株式は前月末の配当利回り、債券は最終利回り)を基本資産配分内訳で加重平均して算出しています。そのため、当ファンドの実績とは異なる場合があります。
※米国リート:FTSE/NAREITオール・エクイティ・リート指数(配当込み)、世界国債、オーストラリア国債、カナダ国債、日本国債:FTSE世界および各国国債指数
※米国リートは配当利回り、債券は最終利回り、いずれも税引前
出所:リフィニティブ an LSEG business、ブルームバーグのデータを使用しピクテ・ジャパン作成
※データは過去の実績であり将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。

分散投資効果により、リスク水準を抑えながら魅力的なインカム収入の獲得が期待される

当ファンドの利回りが先進各国の国債などよりも高い水準となっている一方、価格変動の大きさを示すリスクを見ると、当ファンドのリスクは設定来の期間において、米国リートよりも低く、オーストラリア国債と同水準、カナダ国債より若干高い水準となっています(図表3参照)。一般的に、投資で得られる利回りが高くなると、リスクも高くなる傾向にありますが、当ファンドは株式と債券、先進国と新興国にバランスよく分散投資を行うことによる価格変動リスクの低減効果から、長期的に見て相対的に安定した資産の成長が期待されます。

図表3:インカム・コレクションと主な資産のリスク・利回りの関係

月次、期間:2006年12月末~2023年6月末、円換算

(注)インカム・コレクションの利回りは、各投資対象ファンドの利回り(株式は配当利回り(2023年5月末現在)、債券は最終利回り(2023年6月末現在))を基本資産配分内訳(2023年6月末現在)で加重平均して算出しています。そのため当ファンドの実績とは異なる場合があります。主な資産の利回りは2023年6月末現在です。
※米国リート:FTSE/NAREITオール・エクイティ・リート指数(配当込み)、世界国債、オーストラリア国債、カナダ国債、日本国債:FTSE世界および各国国債指数
※米国リートは配当利回り、債券は最終利回り、いずれも税引前
※リスクは月次リターンの標準偏差(年率化)、インカム・コレクションのリスク計算は、基準価額(分配金再投資後)の月次リターンを使用
出所:リフィニティブ an LSEG business、ブルームバーグのデータを使用しピクテ・ジャパン作成
※データは過去の実績であり将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。


金融引き締めによる経済活動への影響や、ウクライナ情勢や米中対立などの地政学的リスクに加え、極端な気象関連事象などを背景に景気見通しが不透明な足元の環境においては、金融市場の変動が大きくなる局面があることが想定されます。そのような環境下、安定的な株式配当や利息収入などのインカム収入(投資期間中に継続して得られる利益)の獲得に加え、分散投資による価格変動リスクの低減効果が期待される当ファンドの投資対象としての魅力が高まっていると考えられます。



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