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- インコレ|ウクライナ情勢悪化を受けてロシアの資産価格が下落
2022年2月24日にロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始し、欧米諸国による大規模な対ロシア経済制裁に対する警戒が強まる中、ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型)が投資しているロシアの株式と国債および通貨ロシア・ルーブルは下落幅を拡大しています。
ウクライナ情勢への懸念を背景に、2021年10月以降ロシアの資産価格が下落
2022年2月24日、ロシアが北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大阻止を目的としてウクライナに対して軍事侵攻を開始し、ウクライナ各地の軍事施設に対する空爆など複数都市への攻撃を実施しました。これに対し、欧米諸国による大規模な対ロシア経済制裁が実施されるとの見方が強まっています。
2021年10月以降、ウクライナ情勢が悪化するとの懸念を背景に、ロシア株式とロシア国債および通貨ロシア・ルーブルは下落基調にありましたが、2022年2月24日のロシアのウクライナに対する軍事侵攻を受けて、下落幅は急激に拡大しています。
図表1:ロシア国債とロシア・ルーブル円相場の推移
日次、期間:2020年12月30日~2022年2月24日
※ロシア国債:JPモルガンGBI-EMロシア指数(ロシア・ルーブル建て)
出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
図表2:ロシア株式の推移
日次、期間:2020年12月30日~2022年2月24日
※ロシア株式:ロシアRTS指数(配当込、税引後)
出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
当ファンドでは2022年2月24日時点でロシアの株式・債券・通貨を合計で1.16%保有
当ファンドでは、新興国ハイインカム株式ファンドへの投資を通じてロシア株式へ投資を行っているほか、新興国ソブリン・ファンドへの投資を通じてロシア国債への投資を継続してきました。その結果、ロシアの株式・債券・通貨の投資比率は2022年2月24日時点で合計1.16%となっています。
ウクライナ情勢については先行きが不透明であり、今後の状況や欧米諸国による経済制裁の状況などによりロシア株式や国債、通貨ロシア・ルーブルの変動が更に大きくなる可能性もあると考えます。
引き続き状況を注視しつつ、今後の投資判断を行っていく所存です。
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ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型)
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