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リスク・リターン(3)単位などが異なる数値の動きを⽐較する「指数化」
2020/01/08

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概要

●指数化とは、株式や債券のように単位や桁などの異なる数値の動きを⽐較する際に便利な考え⽅で、任意の基準時点の数値を100や10,000などの数値(基準値)に置き換え、各数値の動きを基準値からの変化で表します。
●指数化した数値を使ってグラフを描くことで、スタート時点を100とした値動きを⽐較することができるようになります。




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「指数化」の具体例

⽶国の株式(S&P500種指数)と債券(FTSE⽶国国債指数)を⽐較してみましょう。

株式の⽅が収益率が⾼くなっていますが、この期間、ずっと株式の⽅がリターンが良かったのでしょうか。

それを調べるにはグラフが⼀番ですが、単位が異なり、スタート時点の数字も異なる2つをグラフで⽐較するにはどうしたらいいでしょうか。このような場合に「指数化」を使います。

具体的な計算⽅法は、各時点の数値÷基準時点の数値×100(や10,000など)です。

株式のスタート時点を100として指数化するなら

スタート時点:100

ゴール時点:3,896÷2,266×100=172

となります。



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