2000年代初頭のドットコム・バブル絶頂期に、ピクテ・アセット・マネジメントは、そのトレンドとは異なる斬新なアイデアを持っていました。それは、世界的な水問題への対処に焦点を当てた戦略です。当社の「ウォーター戦略」の立ち上げにより、投資家に世界の水産業全般、特に水供給、水関連の技術、環境サービスにわたる投資機会へのアクセスを提供することを目指しました。

立ち上げから25年が経った今も、ウォーター戦略は先駆的な技術と賢明な水管理手法を用いて水問題の解決に取り組む革新的企業への投資を通じて、お客様の運用資産の増価を目指し続けています。

当社の運用担当者は、各分野での専門家であり、自ら調査を行い各ファンドのポートフォリオを構築しているため、こうした革新的な企業を見極めることができるのです。さらに、業界のリーダーや学識経験者から成るアドバイザリーボードの知見も活用しています。これにより、新技術や規制など、テーマに影響を与える最新の動向を先取りできるのです。

当社の投資アプローチは、質と量の両面から、世界的な水問題への対処を目指しています。水質の向上、効率性の最適化、家庭への水サービスの拡大などに取り組む企業を厳選し、投資対象としています。

水道事業者は通常、競争相手が限定される規制環境下で事業を行うため、キャッシュフローが安定し、株価の変動が低い傾向にあります。こうした特性から、長期的な投資において安定したリターンを期待しやすい企業と言えます。

ウォーター戦略の立ち上げ以来、その投資プロセスがデジタル、セキュリティ、ヘルス、ニュートリションなど幅広いテーマで活用され、成功してきました。

当社は、アクティブなテーマ別株式投資には魅力的な投資機会があると考えています。ただし、あらゆる投資と同様にリスクがあることから、経験豊富な運用担当者に運用を任せることが重要です。本資料に示した戦略には元本保証や資産保護措置はありません。過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。投資による価値と収益は上がることも下がることもあり、投資元本を下回る可能性もあります。

ピクテの水戦略は、アクティブなテーマ投資におけるグローバルリーダーのリソースを活用しています。70名以上のポートフォリオ・マネージャーとアナリストが、2024年9月30日時点で610億ユーロを17の戦略で運用しています。また、学識経験者、ビジネスリーダー、政策専門家から構成される専任のテーマアドバイザリーボードの支援も受けており、長期的な構造変化に関する洞察や、特定の産業やセクターに影響を与える短期的な要因に関する戦術的な理解も得ることができます。