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- グローバル株式ポートフォリオにおけるアクティブ運用としてのテーマ株式
1990年代以降、私たちはいくつかの世界の最もダイナミックな産業において、明日の勝者となる企業を見極めることを目的とする、アクティブ運用においてテーマ株式の戦略を構築してきました。このアプローチは、投資家の間で着実に支持を広げています。
金融専門誌を読むような投資家が、アクティブ運用に時間と労力をかける価値がないと考えるのも無理はないかもしれません。
私たちは、「株価は利用可能なすべての情報を正確に織り込んでいるため、投資家は超過リターン(アルファ)の追求を諦めるべきだ」と教えられてきました。
これは説得力のある議論かもしれませんが、ロング・ポジション(買いポジション)のみで構成される株式のアクティブ運用ポートフォリオが役立たないと主張するのは正しくないと考えます。
実際、調査によると、一定数の株式アクティブ運用戦略は長期的に優れた実績を残しています1。 運用担当者が強い確信に基づいた運用を続け、ポートフォリオのリターンとベンチマークのリターンとの乖離幅を示すトラッキングエラーの調整のみを目的とした銘柄保有を避けるならば、アクティブ運用戦略は目標リターンを実現することが可能なはずです。
このような背景は、リサーチに重点を置いたベンチマークに捉われないテーマ株式運用への資金配分を検討する機関投資家が増えていることの一因を説明しています2。
ピクテ・アセット・マネジメントでは、ベンチマークの制約にとらわれず、その代わりに世界を形成している構造的な力を活用することで、これまでとは異なる株式投資の方法があると考えています。その力は「メガトレンド」として知られています。
ハンス・ピーター・ポートナー (Hans Peter Portner)
Pictet Asset Management Head of Thematic Equities
メガトレンドの重要性
私たちのアクティブ運用のテーマ株式戦略は、テクノロジー、環境、社会における深刻な変化、つまり今後数十年にわたって世界を変えていくメガトレンドから利益を得ることを目指しています。
経済のデジタル化、都市の急速な拡大、地球の天然資源の枯渇など、メガトレンドは産業を混乱させるだけでなく、明確で予測可能な価値と利益の源泉をもたらすため、投資家にとって重要なのです。
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