- Article Title
- クレジット④ 〜クレジット投資の種類② : 社債
2019/07/04
概要
- 社債は、投資適格社債と投機的格付社債(ハイイールド社債)に大きく分けることができます。信⽤リスクも流動性リスクも、ハイイールド社債の⽅が大きくなります。
- 格付が⾼い、すなわち信⽤⼒の⾼い投資適格社債は、国債の利回りに対する上乗せ⾦利(スプレッド)が⼩さいことから利回りは低めです。⼀⽅、ハイイールド社債は信⽤⼒が低いことから、国債の利回りに上乗せする⾦利が大きく利回りも⾼くなります。
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社債のリターン特性
⼀般的に社債は国債と⽐べ、信⽤リスクや流動性リスクが⾼くなることから、スプレッドが乗る分だけ⾼い利回りが期待できます。ハイイールド社債は、これらのリスクが⼤きくなるため更に⾼い利回りが期待できます。したがって、社債利回りは、ベースとなる国債利回りと信⽤リスク、流動性リスクを反映したスプレッド部分とに分解することができます。
買い⼿の要求する利回りが低下すれば価格は上昇し、逆に買い⼿の要求する利回りが上昇すれば価格は下落します。
このように購⼊価格と償還・売却価格の差によるキャピタルゲインもしくはロスが発生します。
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