Article Title
重要な経済指標とは(1)資産運⽤で押さえるべきデータ
2017/06/27

Share

Line

LinkedIn

URLをコピー


概要

●資産価格は、短期的には様々なニュースによって上下するが、経済指標に関するニュースは注目度が⾼い
●特に注目度の⾼い経済指標を紹介する
●経済指標同様に資産価格に影響を与える、中央銀⾏の政策や要⼈発⾔も合わせて紹介




Article Body Text

経済指標とは何か

経済指標とは、各国の政府、中央省庁、中央銀⾏等が発表する、経済に関する統計のことです。⽇本の中央省庁とは、財務省、経済産業省、内閣府等、中央銀⾏は⽇本銀⾏のことです。経済に関する統計とは、経済状況を構成する要因、例えば物価、⾦利、景気、貿易などを数値化したものを、過去から現在に⾄る変化を把握できるようにしたものです。株価などの資産価格は、その国の経済状況や⾒通しなどによって上下するため、経済指標に関するニュースは注目度が⾼くなっています。

なぜ経済指標が重要なのか

一般的に、株価、債券価格、為替レートといった資産価格は、経済指標の数値次第で時に大きく変動することがあります。重要な経済指標については、発表⽇時以前にアナリストなどの専門家が予想の数値を発表していて、実際に発表された結果との差によってマーケットが動く可能性があります。また、専門家の意⾒はまちまちです。極端な例では、プラスとマイナスといった180度違う⾒通しが発表されることもあります。

どんな経済指標を押さえておけばよいのか

経済指標の種類は数限りなくあるといっても良いかもしれません。外務省によると世界の国の数は196カ国、それぞれの国の為替レートだけを⾒ても、かなりの数となります。その中でも、これだけは押さえておいたほうが良いと思われる重要な経済指標や、中央銀⾏の政策等は以下の通りです。

・景気動向指数

・⽇銀短観:全国企業短期経済観測調査

・⽶雇用統計:非農業部門雇用者数、失業率

・GDP:世界、⽇本、アメリカ、欧州

・⽶FOMC:連邦公開市場委員会

・⽇銀政策決定会合

・ECB理事会

・⽶小売売上⾼

・⽶消費者信頼感指数

・その他:要人発⾔

これらの経済指標の意味するところ、どういったマーケットに影響を与えるかについて、詳しく⾒ていきましょう。



●当資料はピクテ・ジャパン株式会社が作成した資料であり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、また特定の銘柄および市場の推奨やその価格動向を示唆するものでもありません。
●運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。
●当資料に記載された過去の実績は、将来の成果等を示唆あるいは保証するものではありません。
●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性、使用目的への適合性を保証するものではありません。
●当資料中に示された情報等は、作成日現在のものであり、事前の連絡なしに変更されることがあります。
●投資信託は預金等ではなく元本および利回りの保証はありません。
●投資信託は、預金や保険契約と異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
●登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
●当資料に掲載されているいかなる情報も、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を構成するものではありません。

手数料およびリスクについてはこちら



関連記事



ESG投資や新興国投資について学びたい方へ

コラム

もっと詳しく学びたい方へ

図解で学ぶ投資のトピック

投資の基礎を学びたい方へ

投資を始める前に知っておきたいこと