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- セキュリティ関連株式への投資魅力
当ファンドは、「セキュリティ」という1つのテーマに絞った株式運用を行っていますが、様々な分野のセキュリティ関連株式に分散投資を行うことで、長期的に安定したリターンを目指しています。こうした業種分散に加えて、相対的に安定した利益動向が見込めるセキュリティ関連サービス分野の企業の存在もあり、セキュリティ関連全体では「ディフェンシブ・グロース」の特性があるとみており、不安定な株式市場の局面では、株価の下支えになると期待されます。
様々な分野にセキュリティ関連株式は存在、特定の分野に集中することなく分散投資することで、長期で安定したリターンを目指す
当ファンドは、「セキュリティ」という1つのテーマに絞った株式運用を行っていますが、特定分野に集中することなく、メガトレンド(長期的に持続する流れ)の中で中長期的に成長が期待できる様々な分野のセキュリティ関連株式に投資を行っています。
最近では、例えばサイバー・セキュリティ銘柄などに集中することでより高い投資リターンが得られるかもしれません。しかし、当ファンドにおいては、サイバー・セキュリティを含む様々な「セキュリティ」ニーズの高まりに中長期的に注目しています。株式市場が上昇・下落を繰り返す中でも、中長期にわたって相対的に良好なリターンを安定的に実現するためには、異なる分野・特色をもつセキュリティ関連株式に幅広く投資を行うことが重要であると考えます。
当ファンドと同様の運用を行うルクセンブルグ籍の類似ファンドは、約15年の運用実績があります。運用開始からのリスク・リターン特性をみると、「セキュリティ」という1つのテーマに絞った株式運用でありながらも、幅広い分野のセキュリティ関連株式に投資を行ってきたことで、リスクを抑えつつ、先進国株式を上回るリターンを実現してきました。
長期的に安定した利益成長を実現する「ディフェンシブ・グロース」の魅力
前述の通り、当ファンドが投資を行うセキュリティ関連企業は、多岐にわたる分野に存在していますが、その中でキャッシュレス決済などをはじめとした電子決済関連やホームセキュリティなどの警備サービス、さらには各種検査受託サービスなどのサービス系の分野は、顧客との契約をベースに各種サービスを提供しています。そして、その契約期間は比較的長く、安定した契約関係を築いているのが特徴です。
こうしたサービス系のセキュリティ関連企業が存在することの寄与もあり、当ファンドの投資対象候補銘柄群全体の年間利益変動率の過去の実績(期間:2005年12月末~2021年9月末)では、相対的に振れ幅が小さく、また、当該期間の平均で9.7%の利益成長と底堅い成長を達成してきました。
世界経済は回復基調にありますが、足元でも、新型コロナウイルスの新たな変異株の出現などにより感染再拡大懸念や各種の制限措置が再強化されるとの見方などから、株式市場は大きな下落を経験しました。また、経済の正常化やインフレ懸念の高まりなどから、米国をはじめとした主要国の緩和的な金融政策は転換点に差し掛かっており、株式市場の不安定要素となる可能性があります。
経済サイクルのあらゆる局面で相対的に底堅く、そして長期的に安定した利益成長を実現する「ディフェンシブ・グロース」という特性は、株式市場で不透明感が高まる中でも、セキュリティ関連株式の株価の下支えとなると期待されます。
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