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- 「ディフェンシブ・グロース」の魅力
当ファンドの投資対象となる世界のセキュリティ関連企業は、幅広い分野に存在していますが、当ファンドのポートフォリオとしては、景気減速局面でも業績の下振れリスクが比較的小さく、継続的な成長が期待できる「ディフェンシブ・グロース」の特徴があると考えられます。
■ セキュリティ関連企業は、幅広い分野に存在
当ファンドの投資先となる世界のセキュリティ関連企業は、幅広い分野に存在しています。各分野における「セキュリティ」に関する長期的なトレンドやニーズを考慮し、良好なファンダメンタルズ(基礎的条件)を有するセキュリティ関連企業の株式に分散投資を行っています。
また、当ファンドの運用チームでは、世界のセキュリティ関連企業を業績の特徴別に3つの投資セグメントに分類し、マクロ経済環境や金融市場の動向などを踏まえつつ、投資セグメントの投資比率の調整も行っています。
■ 「ディフェンシブ・グロース」の特徴を示す、当ファンドのポートフォリオ
足元では、「セキュリティ関連サービス」と「ITセキュリティ製品」の2セグメントが、ポートフォリオの約8割を占めています。
「セキュリティ関連サービス」に分類される企業は、検査受託サービスや警備サービス(ホームセキュリティなども含む)、データセンター、決済関連など、多岐にわたる分野に存在しますが、これらには大きな共通点があります。それは、顧客との継続的な契約をベースに各種サービスを提供している点です。企業側は、顧客との契約がいったん成立すれば、解約されない限り継続して収入を得ることができます。また、一般にセキュリティ関連サービス企業と顧客における契約期間は比較的長く、安定した契約関係を築いています。それゆえ、セキュリティ関連サービス企業は、相対的に安定した業績推移が期待できると考えられています。
さらに、「ITセキュリティ製品」に分類される企業のうち、AI(人工知能)など情報技術分野のイノベーションを受けて、ますます重要となっているサイバーセキュリティ分野の企業についても、製品の「売り切り型」ビジネスから、「サブスクリプション型」ビジネス(顧客が製品やサービスを「一定期間利用する権利」に対して料金を支払う)への転換が進んで、より安定した業績動向が期待できるようになっています。
実際に、当ファンドと同様の運用を行うピクテの類似運用戦略における投資先企業の利益成長率の変動幅を過去の実績(期間:2007年12月末~2024年12月末)でみると、「セキュリティ」という1つのテーマに絞られた企業群ではあるものの、先進国企業(=様々な業種が含まれる先進国企業の平均)に比べて小幅にとどまりました。
当ファンドの投資先企業全体(ポートフォリオ)でみると、景気減速局面でも業績の下振れリスクが比較的小さく、継続的な成長が期待できる「ディフェンシブ・グロース」の特徴があると考えられます。
■ 中長期的な見通し ~中長期的な成長期待に変わりはないが、投資銘柄もしっかり選別していく方針~
都市化の進展、グローバル化の進展、技術革新などを受けて、我々の生活を取り巻く環境は複雑化し、大きく変化しています。こうした中、我々が心身共に豊かで快適な生活を送るため、「安全・安心」に関わる製品やサービスへの需要はますます高まると考えられます。こうした「安全・安心」へのニーズが、今後も中長期的にセキュリティ関連企業の売上・利益およびキャッシュ・フローの成長を後押しするものと期待しています。
運用に際しては、企業のファンダメンタルズ(基礎的条件)をしっかりと見極めた上で投資銘柄を選定していく方針です。各分野で競争優位性を持ち、イノベーションを提供していることで、持続的に安定した成長が期待できるとの確信度が高く、妥当と考えられるバリュエーション(投資価値評価)水準にある企業を選別した上で投資を行ってまいります。また、異なる特性を持つセキュリティ関連分野に広く分散投資を行うことも継続していく方針です。
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