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- エコディスカバリー|半導体チップの威力
● 微小でありながら、極めて強力な半導体が世界を席巻しています。半導体がどう機能し、日常生活から地政学に至るあらゆることに、どのような影響を及ぼすのかについて「半導体戦争(Chip War)」の著者である米タフツ大学のクリス・ミラー(Chris Miller)教授の見解を紹介します。
● 当ファンドは、主に世界の環境関連企業の株式に投資します。近年は、気候変動への注目が高まるなか、クリーン・エネルギー分野(再生可能エネルギー、エネルギー効率化、省資源化)に注目しています。半導体は、e-モビリティへの移行や生産効率の向上を実現するための「基盤技術」と位置づけられ、長期的に需要が拡大すると見込まれることから、当ファンドでは関連銘柄(製造装置、ソフトウェアなどを含む)に投資を行っています。
半導体チップの威力
半導体は日常生活に必須であり、軍隊等の政府機関にも使用されるため、製造工程において特定の企業や国が市場を支配する状況が、様々な問題を引き起こします。政府は半導体のために依存し合うことも、(新型コロナウイルスのパンデミック期に半導体の供給不足で自動車業界が稼働停止に陥りかけたように)サプライチェーン寸断の影響を被ることも望んでいません。
ミラー教授によれば、「各国政府は、特に、人工知能(AI)用の半導体が果たす役割を勘案して、最先端の半導体へのアクセスを確保すると同時に、競合相手のアクセスを阻止することに心血を注いでいます。商業上の理由も一因ですが、それ以上に軍事や情報活動への影響を重視しているからです。AIがあなたの計算の仕方を変えようとしている状況を考えてみて下さい。情報機関や軍の計算手法には更に大きな影響が及ぶことが予想されます。こうした状況が、ここ数年、政府が半導体のサプライチェーンへの介入を強めている理由です」。
世界の主要国はこうした状況を警戒し、半導体製造を促すための資金や優遇策を約束しています。「欧州半導体法」は、2030年までに半導体セクターへの官民投資に430億ユーロを拠出することを目標としており、米国は、半導体の生産および研究に520億米ドルの補助金の交付を発表しています。この間、中国は、国内生産の拡大を「中国製造2025」戦略の重要な柱としています。
ミラー教授は、向こう数年について、AI、自動車、データセンター等を牽引役にし、半導体需要が拡大すると予想しています。需要を満たし、技術革新を提供し続けるには官民の協力が欠かせません。
詳細は以下をご覧ください。
2023年9月20日発行 グローバル・マーケットウォッチ 「半導体チップの威力」
当ファンドは環境関連企業のなかでもクリーン・エネルギー分野に注目
当ファンドは、主に世界の環境関連企業の株式に投資します。近年は、気候変動への注目が高まるなか、クリーン・エネルギー分野(再生可能エネルギー、エネルギー効率化、省資源化)に注目しています。当ファンドは、クリーン・エネルギー分野における課題解決に貢献する企業を選別して投資を行っています。
半導体は、e-モビリティへの移行や生産効率の向上を実現するための「基盤技術」と位置づけられ、長期的に需要が拡大すると見込まれることから、当ファンドでは関連銘柄(製造装置、ソフトウェアなどを含む)に投資を行っています。
8つの環境関連分野(当ファンド独自の8テーマ分類)~当ファンドが近年注目しているのはクリーン・エネルギー分野(再生可能エネルギー、エネルギー効率化、省資源化)
※上記はあくまでもイメージであり、実際の状況と異なる場合があります。実際の投資にあたっては、上記の環境関連分野すべてに投資するわけではなく、またこれら以外の分野に投資することもあります。※上記は当ファンド独自の分類で分類・表示しています。
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