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- iTrustティンバー|2024年年初来の基準価額の動きと今後の見通し
● 当ファンドの基準価額は2024年年初来(3月22日まで)で10.3%上昇。米ドルやユーロなどに対して円安となったことが基準価額の上昇に寄与したほか、主に容器・包装関連、林産品関連の銘柄などがプラス寄与(現地通貨ベース)し、2024年3月22日時点の基準価額は設定来高値圏に位置している
● 当ファンドが注目する森林・木材に関するバリューチェーン全体における成長要因は、長期的なメガトレンドに基づいたものであり、今後も継続すると考える
2024年年初来の基準価額の動き
当ファンドの基準価額は2024年年初来(3月22日まで、以下同様)で10.3%上昇しました。米ドルやユーロなどに対して円安となったことが基準価額の上昇に寄与したほか、主に容器・包装関連、林産品関連の銘柄などがプラス寄与(現地通貨ベース)し、2024年3月22日時点の基準価額は設定来高値圏に位置しています。
※2024年年初来:2023年12月29日~2024年3月22日、設定来:2021年3月31日(設定日)~2024年3月22日
森林・木材関連株式の2024年年初来の動き(現地通貨ベース)を振り返ると、米国住宅市場や木材製品需要の全体的な低迷などから、年初から2月初旬にかけては、北米を基盤とする森林リートや林産品関連をはじめとする幅広い銘柄が低調となりました。一方、年後半の利下げと米国住宅市場の回復期待などを背景に、2月中旬以降、林産品関連や容器・包装関連などが堅調となっています。特に足元では、2024年3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(FRB)が金利を据え置き、またFOMCメンバーによる経済予想サマリー(SEP)では今年の利下げ回数の中央値が3回で変わらずとなったことなどを受け、市場がFRBが比較的ハト派であると受け止めたことなどが上昇を加速させた背景にあると考えられます。
当ファンドの基準価額の推移
日次、期間:2021年3月31日(当ファンド設定日)~2024年3月22日、グレーの網掛け部分は2024年
※基準価額は、1万口当たり、信託報酬等控除後です。また、換金時の費用・税金等は考慮しておりません。信託報酬率は「手続き・手数料等」の「ファンドの費用」をご覧ください。
今後の見通し
米国をはじめとする世界経済の底堅さや堅調な企業業績などから、株式の短期的な見通しは引き続き明るいとみています。しかし、今後は経済成長ペースが世界的に減速する可能性があり、これが株式市場の重しとなる可能性には注意が必要です。
このような環境の中で、当ファンドが注目する森林・木材に関するバリューチェーン全体における成長要因(人口とGDPの増加、新興国の生活水準の向上、先進国の高齢化、eコマースの拡大、環境問題への対応の一環としてプラスチック材料から木質材料への代替が進展すると期待されること、森林の減少・木材の供給不足への対応として持続可能な形での森林管理の必要性が高まっていること、など)は、長期的なメガトレンドに基づいたものであり、今後も継続すると考えています。
森林・木材に関するバリューチェーン全体に分散投資を行い成長機会を追求
※上記は森林・木材に関するバリューチェーンのイメージを表したものです。当ファンドの投資対象すべてを表すものではありません。また、すべてに投資するものでもありません。
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