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- EV関連として半導体や電池にも注目するiTrustエコイノベーション
EV専業メーカーである米テスラの株式が大きく上昇するなど、EV関連への注目が高まっています。環境関連テーマに注目し、厳選した投資を行うiTrustエコイノベーションは現在、EV関連として自動車メーカーだけでなく、半導体や電池などの企業に幅広く投資を行っています。
EVに舵を切る自動車メーカー
ユーロ圏をはじめアメリカや日本、イギリス、中国などの主要国がCO2排出実質ゼロを目指す動きを加速させる中、EVへの注目が急速に高まっています。
EVというと多くの人が思い浮かべる銘柄の筆頭は米国のテスラだと思います。世界の株式市場が堅調な中、テスラのEVの販売台数の増加を背景に、同社の株価は過去1年で約5倍と大きく上昇しています。
テスラがEVへの注目を独り占めしているかのような状況にありますが、その一方で、2月15日にジャガーが2025年に全車種をEVにすることを発表したように、多くの自動車メーカーもEVへのシフトを本格的に進めています。
またアップルがEVへの進出にあたりパートナー企業を探しているとのニュースや、出光興産の小型EV進出の発表といった異業種からのEVへの参入の動きもみられ、EVを巡る競争は今後、激化していくことが予想されています。
EV関連では自動車メーカーだけでなく半導体や電池、モーターなどの企業にも注目
EVといえばどうしても最も消費者に近い自動車メーカーに注目が集まりがちですが、それ以外にも注目すべき企業・業種が多く存在しています。
特に自動車のEV化が進む中で、特に重要性が高まるのが半導体や電池です。
動力源がガソリンなどの化石燃料から電気に代わることで、当然、モーターが必要となるわけですが、他にもEVの新しい動力である電気を制御するために半導体が必要となり、またこれまでガソリンを入れていた燃料タンクの代わりに電池が必要となります。
半導体はもともとガソリン車でも多く使用されていましたが、EV化により使用量は金額ベースで2倍になるとも言われています。使用される半導体は、電圧や周波数、直流と交流などをコントロールするパワー半導体、電流や熱などの状況をつぶさに計測するセンサー、モーターなどの様々なものを制御するマイコンなど多種・多様におよびます。特にパワー半導体では性能面で優れているSiC(シリコンカーバイド)半導体の使用が増えることが予想されています。
また電池についてもEVの普及の重要な要素となる航続距離の長さを左右する大事な部品です。
ここで注目したい点は、半導体や電池、そしえてそれらの製造に欠かせない素材の製造には高度な技術や知識が必要となることから簡単にはまねできず、生産できる企業は限られているということです。
※ 記載されている個別の銘柄・企業については、あくまでも参考として紹介したものであり、その銘柄・企業の売買を推奨するものではありません。
出所:各種資料をもとにピクテ投信投資顧問作成
iTrustエコイノベーションはEV関連として幅広い業種に30%強投資
iTrsutエコイノベーションは 環境関連のテーマの中から銘柄を厳選して投資しています。2021年1月末現在では、EV関連にポートフォリオの30%強投資しています。
投資対象は自動車メーカーだけでなく、先に紹介した半導体や電池、それらの素材を製造する企業など幅広い業種に及んでいます。
※ファンドの主要投資対象であるピクテ・エコディスカバリー・アロケーション・マザーファンドの状況
※テーマ分類は当ファンド独自の分類で分類・表示
※2021年1月末現在
個別の銘柄・企業については、あくまでも参考であり、その銘柄・企業の売買を推奨するものではありません。
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