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- ノアリザーブ|分散投資における「金」の重要性
●当ファンドの基準価額(分配金再投資後)は設定来、時に大幅下落局面を経験しながらも、その後は回復し、足元まででみると、株式や金のプラス寄与などが貢献して堅調な推移
●今後も、様々な資産に分散投資を行うとともに、市場環境の変化に合わせて、機動的に資産配分を変更することにより、相対的にリスクを抑えつつ長期的に着実なリターンを目指す方針。「金」については分散投資において引き続き重要な役割を果たすと考えられる
基準価額は設定来、株式や金のプラス寄与などが貢献し堅調な推移
ノアリザーブ(以下、当ファンド)の基準価額(分配金再投資後)は、設定来(設定日:2012年2月29日)、コロナ・ショック時(2020年3月)や、インフレ高進と金融引き締めにより厳しい金融市場環境となった2022年など、幾度かの大きな下落局面を経験しながらも、その後は回復し、足元(2025年1月29日)まででみると、堅調な推移となりました。
設定来の基準価額の変動要因分析をみると、プラス寄与が最も大きかったのは株式で、続いて金となりました。
今後も、当ファンドは、株式、債券、金など様々な資産に分散投資を行うとともに、市場環境の変化に合わせて、機動的に資産配分を変更することにより、相対的にリスクを抑えつつ長期的に着実なリターンを目指していく方針です。
分散投資において重要な役割を果たす「金」
当ファンドの運用チームでは、金を、昨今の地政学リスクを背景に需要が高まると期待されることに加えて、伝統的な資産クラスと値動きが異なる傾向が強いこと、また、インフレに強いという優れた特徴があると考え、分散投資を行う上で重要かつ戦略的な資産として位置付けています。引き続き、金に対して、やや強気の投資スタンスとしています(2024年12月末時点の金の組入比率は、20.1%)。
(ご参考) 過去の実績にみる、分散投資における「金」の重要な役割
分散投資における「金」の役割を確認するため、まず、過去20年間の実績を基に世界株式と世界国債をそれぞれ50%の投資比率(月次リバランス)で分散投資していた場合を試算すると、世界国債だけ保有していた場合よりも、高いリターンが得られた一方、リスク(値動き)も大きくなりました(図中①)。
世界株式と世界国債のそれぞれ50%の投資比率から、10%ずつを金に置き換えて、世界株式40%、世界国債40%、金20%で分散投資を行った場合を試算をすると、世界株式と世界国債50%の分散投資の場合に比べて、リターンが向上しただけでなく、リスクを低減し、投資効率が高まりました(図中➁)。
金は長期的にみると伝統的な資産クラスと同じような値動きにみえても、市場の各局面では異なる値動きをする傾向があります(次頁の「(ご参考)世界株式、世界国債、金のパフォーマンス推移(左)と市場の局面別騰落率比較(右)」をご参照ください)。そのため、金をポートフォリオの一部に組入れることで、ポートフォリオ全体のリスクを低減させ、投資効率を向上させることも期待できると考えられます。
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