- Article Title
- アルテ|年初来の基準価額動向と今後の運用方針
● アルテの年初来騰落率は-9.8%に
● 2 0 2 2年は主要中央銀行による金融引き締めが進むなか、アルテにとっても分散投資の効果が発揮されにくい厳しい局面が続くが、基準価額は10月下旬以降やや持ち直し
● 米国経済は潤沢な余剰貯蓄などを背景に底堅く推移する可能性があるため、足元で北米株式の組入比率を引き上げ。11月末の株式の組入比率は48.6%に(10月末:34.8%)
アルテの年初来騰落率は-9.8%、金融引き締め下で苦しむも直近はやや持ち直し
アルテの2022年12月16日の基準価額は10,319円となりました(図表1)。2022年の基準価額の推移を簡単に振り返ると、1月5日に年初来高値11,522円を記録した後、10月14日に年初来安値9,985円を記録するまでの間、月間ベースでは3月と8月に上昇したものの、概ね下落基調となりました。2022年は主要中央銀行による金融引き締めが進むなか、幅広いアセットクラスが価格下落に見舞われており、アルテにとっても分散投資の効果が発揮されにくい厳しい局面が続いています。一方、10月下旬以降、基準価額はやや持ち直しており、12月16日時点の年初来騰落率は-9.8%となっています。
図表1:アルテの基準価額推移(左図)と基準価額変動要因(右図)
(左図) 日次、期間:2018年4月27日(設定日)~2022年12月16日
(右図) 2022年年初来の期間は2021年12月30日~2022年12月16日、設定来の期間は2018年4月27日(設定日)~2022年12月16日
※基準価額およびその変動額は1万口当たりで表示しています。※基準価額は信託報酬等控除後。換金時の費用・税金等は考慮していません。
※変動要因の「その他」の主な構成要素は信託報酬等です。※上記変動要因は組入ファンドの価格変動要因を基に委託会社が作成し参考情報として記載しているものです。各項目(概算値)ごとに円未満は四捨五入しており、合計が一致しない場合があります。
今後の運用方針:株式に対する弱気姿勢をやや緩和
世界経済の先行きに対する悲観的な見方が広がっているものの、米国経済は潤沢な余剰貯蓄などを背景に底堅く推移する可能性があるため、株式に対する弱気姿勢をやや緩和して運用に臨む方針です。11月末の株式の組入比率は、主に北米株式の組入比率を引き上げたことにより、前月末比で13.8%ポイント上昇し、48.6%となりました(図表2)。
債券については、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めの影響などを考慮し、米国国債を中心にデュレーションを長期化してきましたが、インフレヘッジの観点で物価連動国債などにもバランスよく投資していく方針です。
図表2:資産配分推移
月次、期間:2022年1月末~2022年11月末
※ファンドの主要投資対象であるPGSFダイナミック・アロケーション・ファンドの状況です。
※構成比は四捨五入して表示しているため、それを用いて計算すると誤差が生じる場合があります。
※投資資産は当ファンド独自の分類で分類・表示しています。
当資料をご利用にあたっての注意事項等
●当資料はピクテ・ジャパン株式会社が作成した販売用資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
●投資信託は、値動きのある有価証券等(外貨建資産に投資する場合は、為替変動リスクもあります)に投資いたしますので、基準価額は変動します。したがって、投資者の皆さまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
●運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。
●当資料に記載された過去の実績は、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。
●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性、使用目的への適合性を保証するものではありません。
●当資料中に示された情報等は、作成日現在のものであり、事前の連絡なしに変更されることがあります。
●投資信託は預金等ではなく元本および利回りの保証はありません。
●投資信託は、預金や保険契約と異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
●登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
●当資料に掲載されているいかなる情報も、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を構成するものではありません。
MSCI指数は、MSCIが開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCIに帰属します。またMSCIは、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。