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- アルテ|基準価額の推移と今後の運用方針
● アルテの基準価額は2024年年初来(2月22日まで)で6.2%上昇しました。アルテは、2023年と2024年年初来の上昇により、足元では2022年の下落分を取り戻しており、2024年2月22日時点の基準価額は設定来高値圏に位置しています。
● 当面の資産配分については、株価上昇に伴う株式構成比の上振れを許容すると同時に、キャッシュ等の比率を低位に留める方針です。
2022年以降のアルテの基準価額の推移を振り返る
2022年以降のアルテの基準価額の推移を振り返ると、2022年は、主要中央銀行による金融引き締めが進められるなかで市場要因のマイナス寄与が大きくなり、年間で11.5%下落しました(図表1)。2023年は、主要中央銀行による利上げの終了や米国景気の軟着陸への期待が高まったことなどから、市場要因のプラス寄与が大きくなり、年間で8.0%上昇しました。2024年は、米国景気の軟着陸への楽観論や欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ転換観測、日本の春闘での賃上げの動きなどから、先進国を中心に株価は上値を追う展開となっており、市場要因のプラス寄与が大きくなっています。主要通貨に対する円安の進行により為替要因もプラス寄与となっています。こうしたなか、アルテの基準価額は2024年年初来で6.2%上昇しました。アルテは、2023年と2024年年初来の上昇により、足元では2022年の下落分を取り戻しており、2024年2月22日時点の基準価額は設定来高値圏に位置しています。
※2024年年初来:2023年12月29日~2024年2月22日、設定来:2018年4月27日(設定日)~2024年2月22日
図表1:アルテの基準価額推移(左図)と基準価額変動要因(右図)
(左図) 日次、期間:2018年4月27日(設定日)~2024年2月22日
(右図) 2022年年間:2021年12月30日~2022年12月30日、2023年年間:2022年12月30日~2023年12月29日、2024年年初来:2023年12月29日~2024年2月22日、設定来:2018年4月27日(設定日)~2024年2月22日
※基準価額およびその変動額は1万口当たりで表示しています。 ※基準価額は信託報酬等控除後。換金時の費用・税金等は考慮していません。 ※変動要因の「その他」の主な構成要素は信託報酬等です。 ※上記変動要因は組入ファンドの価格変動要因を基に委託会社が作成し参考情報として記載しているものです。各項目(概算値)ごとに円未満は四捨五入しており、合計が一致しない場合があります。
今後の運用方針
前述のような環境下、当面の資産配分については、株価上昇に伴う株式構成比の上振れを許容すると同時に、キャッシュ等の比率を低位に留める方針です。ただし、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待の後退や株価急上昇に伴う過熱感の台頭など、投資環境が悪化する兆候が見られた場合には、機動的にリスク資産の比率を引き下げることも検討します。
なお、2024年1月末時点の組入比率は、株式が62.0%、債券が31.6%、オルタナティブが3.5%、キャッシュ等が2.9%などとなっています(図表2)。
図表2:資産配分推移
月次、期間:2023年2月末~2024年1月末
※ファンドの主要投資対象であるPGSFダイナミック・アロケーション・ファンドの状況です。 ※構成比は四捨五入して表示しているため、それを用いて計算すると誤差が生じる場合があります。 ※投資資産は当ファンド独自の分類で分類・表示しています。
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