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- モンド|2022年3月の運用状況と 今後の見通し
世界的なインフレ懸念の一段の高まりに加えて、ロシア・ウクライナ情勢などが、引き続き世界の金融市場の不安定要因となりました。ただし、月後半に、ロシアとウクライナの停戦交渉への期待が高まったことなどから、株式市場は上昇しました。また、主要通貨に対して円安が進行しました。こうした市場環境下、当ファンドの2022年3月31日の基準価額は9,837円となり、前月末比で+314円(+3.3%)の上昇となりました。
基準価額変動の要因は?
2022年3月は、株式、債券、オルタナティブそれぞれプラスの寄与となりました。
株式では、組入比率の高い世界(除くスイス)ESG関連株式や世界クオリティ株式に加えて、高配当公益株式などが特に大きくプラスに寄与しました。債券では、ユーロ物価連動国債(ETF)、ユーロ建て公共債、世界サステナブル社債、世界ESG関連債券(ETF)などがプラスに寄与しました。オルタナティブでは、主に金がプラスに寄与しました。
引き続きESGへの取り組みなどを考慮し選定された投資戦略への分散投資を行い、現時点の投資方針にあわせてポートフォリオの構築を進めてまいりました。
資産配分において債券とオルタナティブの比率を小幅に引き下げる一方、株式の比率を引き上げました。株式部分では、金属鉱業株式(ETF)やインフラストラクチャー株式(ETF)などの組入れを開始したほか、世界株式バリューESG(ETF)などの比率を引き上げました。
債券部分では、米ドル建て公共債(円)、米国国債20年超(ETF)、世界サステナブル社債の比率を一部削減しました。オルタナティブでは、欧州株式ロング・ショート(円)などの比率が小幅に低下しました。
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