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- 2023年7月の運用状況と今後の見通し
米国の景気後退懸念が後退する一方、欧州景気の先行きに不透明感が強まるなど、世界のマクロ経済環境には跛行色が見られます。米国債の突然の格下げ、日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)政策の柔軟化など、金融市場を取り巻く環境は複雑化しています。
このため、リスク資産に対する投資スタンスは若干の慎重姿勢に留め、割安感が強い新興国株や、ディフェンシブ株や優良株を主体とする保守的なポートフォリオを継続する方針です。債券については、相対的に投資妙味が増している日本国債(ETF)への配分を引き上げるタイミングを検討します。
引き続きESGへの取り組みなどを考慮し選定された投資戦略への分散投資を行い、現時点の投資方針にあわせてポートフォリオの調整を行いました。
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