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- ピクテ・グループ、「ネット・ゼロ・アセット・マネージャーズ・イニシアティブ」及び 科学的根拠に基づく目標設定のための「1.5度を目指すビジネス・アンビション」(SBTi)に参加
ピクテ・グループ(本社:スイス・ジュネーブ、以下ピクテ)は、2021年10月、「ネット・ゼロ・アセット・マネージャーズ・イニシアティブ(Net Zero Asset Managers initiative:NZAMI)*1」への参加を表明し、2050年までに温室効果ガスの排出量をネットゼロにするという目標達成へのコミットメントをさらに強化しました。また、科学的根拠に基づく目標を設定するため、Science-Based Targets Initiative:SBTi*2の「1.5度を目指すビジネス・アンビション」にも賛同しています。
2021年、ピクテは1年間にわたり、投資の観点から包括的な見直しを行い、明確な「グループの気候変動に関する投資の考え方」を策定しました。この作業は、次の2つの信念のもとで行われました。
●気候変動は、資産価格に重大な影響を与えると考えます。ピクテは、投資のリーダーシップを追求する精神に基づき、気候変動が与えるパフォーマンスへの影響の理解に努めます。
●アセット・マネージャーおよびアセット・オーナーのコミュニティーの一員として、ピクテの投資行動は気候変動の結果に影響を与えるものと考えます。だからこそポジティブな影響を促進し、ネガティブな影響を軽減する方法を理解する責任があります。
現代の環境や社会問題を解決するためには、コラボレーションと透明性の向上が必要です。その信念を実現すべく、ネット・ゼロ・アセット・マネージャーズ・イニシアティブやSBTi Business Ambition for 1.5˚への参加を表明しました。
ピクテのガバナンスは、株式公開を行わずに少数の経営陣の出資により運営が行われる「パートナー制」を採用していることで独立性が保たれると同時に、常に長期的な視点と本質的な責任意識に根ざしています。これは、気候変動のような今後数十年にわたって続く本質的な問題に取り組む上で、非常に重要なことです。
これらの目標を達成することが非常に困難な作業であること、また、組織全体が同じ熱意を持っていなければ到達できない目標であることを、ピクテはしっかりと認識しています。そのためには、大規模な変革、継続的なコミットメントと忍耐、そして経済のあらゆる部分が各役割を果たすことが必要です。ピクテは、2030年を目標とする、具体的な気候変動に対する行動計画を、2022年に発表する予定です。
ピクテは、2世紀を超えて、お客様の資産運用や提供する全てのサービスに対して責任ある長期的なアプローチをとることで発展してきました。その際、現世代の利益だけでなく、将来世代の利益を常に考慮してきました。これこそがピクテの責任意識の本質であり、地球上での持続可能な生活を前提とする未来のために、私たちができる最善の貢献であると考えます。
*1 ネット・ゼロ・アセット・マネージャーズ・イニシアティブは、温暖化を1.5度に抑えるための世界的な取り組みに合わせて、2050年またはそれより早い時期に温室効果ガスの排出を正味でゼロにするという目標を支持し、2050年またはそれより早い時期に同目標に沿った投資の実行を約束したアセット・マネージャー(運用会社)による国際的なグループです。
*2 SBTiは、WWF、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアティブです。企業に対し、気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べ、1.5度に抑えるという目標に向けて、科学的知見と整合した削減目標を設定することを推進しています。
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