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- 「資産保全」の歴史から導かれた、分散投資の実践
過去約2年間は、コロナ・ショック後の経済再開やウクライナ情勢などを受けて、世界的にインフレが加速したことから金利水準は上昇に転じましたが、30年前と比べれば「低金利」の状況であることには変わりがありません。インフレから資産を守り、育てる「資産保全」のためには、預金や国債などによる受取利子だけでは困難な時代になっています。
市場環境の変化に合わせて、バランス・ファンドは進化
インフレから資産を守り、育てる「資産保全」を実現するためには、預金や国債をはじめとした債券だけではなく、ある程度リスクをとる資産運用が必要になっています。しかし、将来使う可能性はあるものの、当面は使う予定のない資金については、短期的な値動きに一喜一憂することも避けたいものです。
こうしたニーズに1本の投資信託で応えていくのが、株式や債券などの複数の資産に分散投資を行い、リスクを抑えつつ、中長期的なリターンの実現を目指すバランス・ファンドです。このバランス・ファンド自体も、市場環境の変化に対応すべく、時代とともに進化が求められてきました。
「資産保全」の歴史から導かれた、当ファンドにおける分散投資
ピクテ・プレミアム・アセット・アロケーション・ファンド(以下、当ファンド)の運用を行うピクテは、1830年頃から欧米の様々な企業の株式や債券への国際分散投資をはじめ、その後も投資対象を拡張してきた経験から、「資産保全」における分散投資の見識を深め、何世代にもわたりお客様の資産を守り抜いてきました。また、ピクテの本拠地スイスは、日本に先立ち2014年12月にマイナス金利政策の導入が決定され、難しい運用環境を経験してきた国でもあります。なお、日本でマイナス金利政策の導入が決定されたのは2016年1月です。
当ファンドにおいては、伝統的資産では先進国の株式・債券に加えて新興国資産(新興国の高配当株式や新興国のソブリン債など)のほか、ユニークなテーマ型株式・債券などが投資対象となります。また、非伝統的資産ではリートや金をはじめとしたコモディティなどが投資対象となります。ピクテの「資産保全」の歴史から導かれた分散投資の実践により、リスクを抑えつつ、長期的に着実なリターンを目指す方針です。
※前頁の図表「市場環境の変化に合わせて、バランス・ファンドは進化 (イメージ)」で非伝統的資産の一例として挙げたヘッジファンドは、当ファンドの投資対象ではありません。
投資対象ファンドは、アクティブ・ファンドが主体
さらに、投資対象ファンドの大部分がアクティブ・ファンドであることも、当ファンドの大きな特徴です。
アクティブ・ファンドとは、資産運用のプロフェッショナルであるファンド・マネージャーが独自の運用哲学に基づき、調査・分析を行った上で投資銘柄を選別し、中長期的に市場平均を上回るリターンを目指すものです。アクティブ・ファンドが投資対象にあることで、市場環境の変化により柔軟に対応できる可能性があると考えます。
例えば、株式の投資対象ファンドには、同じ株式であるものの、異なる価格特性を持つと考えられる株式に投資を行うアクティブ・ファンドが多く含まれています。
また、ピクテはユニークなテーマ株式のファンドを多く運用しており、テーマ株式ファンド(アクティブ運用)の運用会社別資産残高では、世界最大注の運用会社でもあります。
注:グローバル(各国内市場含む)で販売されたテーマ株式ファンド(アクティブ運用)の残高。出典はブロードリッジGMI(2022年12月末時点)
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