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- 2024年1月の運用状況と今後の運用方針
当月末の基準価額は10,492円、前月末比 +163円(+1.6%)となりました。
当月の市況と運用状況
(市況)
世界の株式市場は、米国経済の軟着陸期待や良好な企業決算などを受けて上昇しました。世界の国債市場は米国の早期利下げ観測が後退したことなどを受けて下落(利回りは上昇)しました。為替相場では、主要通貨に対して円安が進行しました。
(運用状況)
当月末の基準価額は10,492円、前月末比 +163円(+1.6%)となりました。
(基準価額変動要因)
株式、債券、金・その他コモディティがプラス寄与となった一方、リートはマイナス寄与となりました。
当月の投資行動
当月は株式の組入比率を引き上げ、債券およびリートの組入比率を引き下げました。
株式では、世界エネルギー株式(ETF)の組入れを開始、世界スタイル株式(クオリティ重視)、ディフェンシブ戦略株式、新興国高配当株式の組入比率を引き上げました。その一方、世界高配当公益株式を売却しました。
債券では、先進国ソブリン債や米ドル建て新興国債券などの組入比率を引き上げました。その一方、米国国債(ETF)を売却しました。
リートでは、世界リート(ETF)を売却しました。
今後の運用方針
米国景気の軟着陸への楽観論や、欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ転換観測、日本の春闘での賃上げの動きの強まりなどから、先進国を中心に株価は上値追いの展開となっています。
このため資産配分では、株価上昇に伴う株式の配分比率の上振れを容認すると同時に、現金比率を低位にとどめる方針です。
ただし米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待の後退や株価急上昇に伴う過熱感の台頭など、投資環境が悪化する兆候がみられた場合には、機動的にリスク資産の比率を引き下げることも検討します。
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