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- プレアロ|分散投資における「金」の重要性
●当ファンドの基準価額は設定来(設定日:2023年9月8日)、株式や金・その他コモディティのプラス寄与などが貢献し、比較的安定した上昇基調に
●今後も、様々な資産に分散投資を行うとともに、市場環境の変化に合わせて、機動的に資産配分を変更することにより、相対的にリスクを抑えつつ長期的に着実なリターンを目指す方針。「金」については分散投資において引き続き重要な役割を果たすと考えられる
■ 当ファンドの基準価額は設定来、比較的安定した上昇基調
ピクテ・プレミアム・アセット・アロケーション・ファンド(以下、当ファンド)は設定来(設定日:2023年9月8日)、短期的な市場の変動局面で下落を経験しながらも、比較的安定して上昇基調を続けています。2025年1月23日の基準価額は、11,795円と設定来で約+18%の上昇となりました。
設定来の基準価額の変動要因をみると、株式や金・その他コモディティのプラス寄与が大きかったほか、債券もプラス寄与となりました。なお、これらのプラス寄与には、円安による為替要因のプラス効果も含まれます。当ファンドでは、長期的な値動きの安定性を意識し、円資産(円建て資産や円ヘッジの外貨建て資産)の組入れを積極的に行っていますが(2024年12月末時点の円資産比率注は50%)、残りの部分では円安であればプラスの影響、円高であればマイナスの影響を受けることになります。
注:円資産比率は、当ファンドで保有しているコール・ローン等の比率と、円建て資産の比率、外貨建て資産の為替予約の比率から計算した概算値です。円建て資産の比率は、各投資先ファンドで組入れている円建て資産と各投資先ファンドの実質組入比率から算出しています。為替予約の比率は、当ファンドで直接行う為替予約の比率です。
■ 分散投資において重要な役割を果たす「金」
当ファンドは、株式や債券といった伝統的な資産クラスだけでなく、リートや金をはじめとするコモディティなど、様々な資産に分散投資を行うとともに、市場環境の変化に合わせて、機動的に資産配分を変更することにより、相対的にリスクを抑えつつ長期的に着実なリターンを目指しています。
当ファンドの運用チームでは、金を、昨今の地政学リスクを背景に需要が高まると期待されることに加えて、伝統的な資産クラスと値動きが異なる傾向が強いこと、また、インフレに強いという優れた特徴があると考え、分散投資を行う上で重要かつ戦略的な資産として位置付けています。引き続き、金に対して、やや強気の投資スタンスとしています(2024年12月末時点の金の組入比率は、20.0%)。
(ご参考) 過去の実績にみる、分散投資における「金」の重要な役割
分散投資における「金」の役割を確認するため、まず、過去20年間の実績を基に世界株式と世界国債をそれぞれ50%の投資比率(月次リバランス)で分散投資していた場合を試算すると、世界国債だけ保有していた場合よりも、高いリターンが得られた一方、リスク(値動き)も大きくなりました(図中①)。
世界株式と世界国債のそれぞれ50%の投資比率から、10%ずつを金に置き換えて、世界株式40%、世界国債40%、金20%で分散投資を行った場合を試算をすると、世界株式と世界国債50%の分散投資の場合に比べて、リターンが向上しただけでなく、リスクを低減し、投資効率が高まりました(図中➁)。
金は長期的にみると伝統的な資産クラスと同じような値動きにみえても、市場の各局面では異なる値動きをする傾向があります(次頁の「(ご参考)世界株式、世界国債、金のパフォーマンス推移(左)と市場の局面別騰落率比較(右)」をご参照ください)。そのため、金をポートフォリオの一部に組入れることで、ポートフォリオ全体のリスクを低減させ、投資効率を向上させることも期待できると考えられます。
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