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- 2024年5月の運用状況と今後の運用方針
当月末の基準価額は11,195円、前月末比+87円(+0.8%)となりました。
当月の市況と運用状況
(市況)
世界の株式市場は、欧米の金融当局による利下げ期待や良好な企業決算を背景に上昇しました。世界の国債市場は、前月末とほぼ変わらずとなりました。円相場は、円高・ドル安、円安・ユーロ高となりました。
(運用状況)
当月末の基準価額は11,195円、前月末比+87円(+0.8%)となりました。
(基準価額変動要因)
株式のプラス寄与が大きくなったほか、債券、金・その他コモディティもプラス寄与となりました。
当月の投資行動
当月は主に債券の組入比率を引き下げ、株式の組入比率およびキャッシュ比率を引き上げました。
株式では、世界株式(ETF)、新興国高配当株式などの組入比率を引き上げた一方、日本株式、ディフェンシブ戦略株式などの組入比率を引き下げました。債券では、先進国ソブリン債の組入比率を引き下げました。金・その他コモディティでは、金の組入比率を引き下げました。
今後の運用方針
先進国の経済は物価が下げ渋る中で緩やかな減速局面にあるものの、幅広い業種で企業業績が改善しており、新興国では景気の底入れ感もみられます。このため年後半にかけて、欧米の利下げを契機に市場環境が改善するとみており、当面は株式の比率を高めとした積極的な資産配分を忍耐強く継続する方針です。同時に、各国の金融政策の先行きを注視しつつ、現状やや慎重としている債券の組入比率の引き上げを検討します。
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