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- 2023年9月の運用状況と今後の運用方針
当月末の基準価額は9,872円、設定日(2023年9月8日)以降で-128円(-1.3%)となりました。株式、債券、金・その他コモディティ、リートすべてが基準価額にとってマイナス寄与となりました。
当月の市況と運用状況
(市況)
世界の株式市場は、原油高や米国の長期金利上昇などを背景に下落しました。世界の国債市場は、原油高に伴うインフレ懸念や、欧米の高金利政策の長期化懸念などから下落(利回りは上昇)しました。為替相場では、円安・ドル高、円高・ユーロ安となりました。
(運用状況)
当月末の基準価額は9,872円、設定日(2023年9月8日)以降で-128円(-1.3%)となりました。
(基準価額変動要因)
株式、債券、金・その他コモディティ、リートすべてが基準価額にとってマイナス寄与となりました。
当月の投資行動
当ファンドの設定日(2023年9月8日)以降、時間をかけてポートフォリオの構築を進めました。
株式では、ディフェンシブ戦略株式、日本株式、世界スタイル株式などを組入れました。なお、世界スタイル株式ではクオリティを重視したスタイル配分を行っています。
債券では、先進国ソブリン債、欧州国債(ETF)、米国物価連動国債(ETF)などを組入れました。
金・その他コモディティでは、金を組入れました。
今後の運用方針
米国の政策金利の高止まりや国債増発懸念などから米国中心に長期金利が上昇しており、株式市場にも調整色が強まっています。このため株式に対しては現状のやや慎重な投資スタンスを維持し、優良かつディフェンシブな銘柄を主体とした銘柄選択を継続します。しかし業績の上方修正などで年末に向けて株価が反発する余地もあると思われ、株価が売られ過ぎと判断される局面では、組入比率の引き上げも検討します。
債券については需給悪化などの悪材料が払しょくされていないことから、当面は金利の上振れリスクへの備えを継続する方針です。
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