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- 2024年4月の運用状況と今後の運用方針
当月末の基準価額は11,108円、前月末比 +118円(+1.1%)となりました。
当月の市況と運用状況
(市況)
世界の株式市場は、下げ渋る物価などを背景に米国の利下げ開始が先送りされるとの見方が強まったことや中東情勢の緊迫化などを受けて下落しました。世界の国債市場も、下落(利回りは上昇)しました。円相場は、主要通貨に対して円安が進行しました
(運用状況)
当月末の基準価額は11,108円、前月末比 +118円(+1.1%)となりました。
(基準価額変動要因)
金・その他コモディティのプラス寄与が大きくなりました。
当月の投資行動
当月は主に金・その他コモディティの組入比率を引き下げ、株式の組入比率およびキャッシュ比率を引き上げました。
株式では、世界株式(ETF)の組入れを開始したほか、世界スタイル株式(クオリティ重視)などの組入比率を引き上げました。一方、ディフェンシブ戦略株式は組入比率を引き下げました。
債券では、米国超長期国債(ETF)の組入れを開始したほか、欧州国債(ETF)の組入比率を引き上げました。一方、先進国ソブリン債の組入比率を引き下げました。
金・その他コモディティでは、金の組入比率を引き下げました。
今後の運用方針
米国景気の底堅さを背景に米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測は後退しているものの、足元の株価下落で株式のバリュエーション水準における過熱感は解消されつつあり、株式に対する強気姿勢を継続します。
債券についてはユーロ圏債券に強気とする一方、米国債についても10年債利回りが5%程度になれば買いの好機とみています。
金について中長期の強気見通しは変わらないものの、目先は買われ過ぎとなっており、いったん一部を売却して利益確定をする方針です。
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