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- 2024年10月の運用状況と今後の運用方針
当月末の基準価額は11,690円、前月末比+363円(+3.2%)となりました。
当月の市況と運用状況
(市況)
世界の株式市場は、月前半は上昇基調となりましたが、米大統領選挙をめぐる不透明感などから月末にかけて低調となりました。世界の国債市場は、月間では下落(利回りは上昇)しました。為替市場では、主要通貨に対して円安が進行しました
(運用状況)
当月末の基準価額は11,690円、前月末比+363円(+3.2%)となりました。
(基準価額変動要因)
金・その他コモディティのプラス寄与が大きくなりました。また、円安が進行したことで為替要因のプラス寄与もありました。
当月の投資行動
当月は主に、株式の組入比率を引き上げた一方、キャッシュ比率および債券の組入比率を引き下げました。
株式では、世界スタイル株式(クオリティ重視)や世界株式(ETF)などの組入比率を引き上げた一方、ロボティクス関連株式などの組入比率を引き下げました。
債券では、米国超長期国債(ETF)の組入比率を引き下げました。
金・その他コモディティ部分では、組入比率に大きな変更はありませんでした。
今後の運用方針
米国経済は、利下げによる景気浮揚効果に加え、底堅い家計の所得・消費の推移を背景に、急激な落ち込みは回避される見通しが強まっているとみられます。
また、中国のさらなる景気刺激策への期待、堅調な米国企業の業績見通し、年末に向けての市場の季節要因などを考慮すると、リスク資産をサポートする市場環境が続くと考えられます。
トランプ次期米大統領による新政権下での政策には不透明感があるものの、引き続き株式および金の組入比率を高めに維持する方針です。
為替ヘッジ比率については、円安の地合いが続く可能性を念頭に、柔軟な変更を検討します。
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