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- 2024年12月の運用状況と今後の運用方針
当月末の基準価額は11,665円、前月末比+105円(+0.9%)となりました。
当月の市況と運用状況
(市況)
世界の株式市場は、米利下げペースの鈍化や独仏の政局不安などから下落しました。世界の国債市場も下落(利回りは上昇)しました。為替市場では、日本銀行の追加利上げ見送りなどを背景に、主要通貨に対して円安が進行しました。
(運用状況)
当月末の基準価額は11,665円、前月末比+105円(+0.9%)となりました。
(基準価額変動要因)
円安による為替要因のプラス寄与などもあり、株式、債券、金・その他コモディティのすべてがプラス寄与となりました。
当月の投資行動
当月は主に、債券の組入比率を引き下げ、金・その他コモディティおよび株式の組入比率を引き上げました。
株式では、世界株式(ETF)、ディフェンシブ戦略株式、テーマ戦略株式などの組入比率を引き上げた一方、世界スタイル株式(クオリティ重視)の組入比率を引き下げました。
債券では、米国物価連動国債(ETF)および欧州国債(ETF)の組入比率を引き下げました。
金・その他コモディティ部分では、金の組入比率を引き上げました。
今後の運用方針
足元の世界経済は、引き続き米国経済が下支えするかたちで、底堅い環境が続くとみられます。
米国株式市場には、依然として強いモメンタムが残っており、当面はリスク資産に対して強気のスタンスを継続する方針を維持します。しかし、トランプ新政権の政策が具体的になるにつれ、市場のボラティリティが高まる可能性は否定できず、いずれかのタイミングで株式の組入比率および為替リスクを引き下げることを検討します。
債券については、トランプ新政権の政策次第で利下げ余地が予想以上に縮小する可能性があり、米国国債に対しては弱気のスタンスを維持します。
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