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投資タイミングに左右されにくい金の長期積立投資
2024/04/01

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概要

・金価格は大きな変動を繰り返しながら上昇してきた
・積立投資の活用(時間分散)と長期保有により安定的な資産形成を目指す


※当資料で金(円換算)および米国株式(円換算)を用いてシミュレーションを行った場合の評価額は、すべて市場データを用いた過去のシミュレーションの結果であり、ファンドの運用実績ではありません。したがって、ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。シミュレーションの詳細や使用した指数については「シミュレーション、指数・出所について」をご参照ください。
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積立投資で投資のタイミングを分散(時間分散)させる

金(円換算)を投資対象として、毎月10万円ずつ10年間(120ヵ月)の積立投資のシミュレーションを行いました。図表1は、2014年2月末を起点とするシミュレーションの結果です。積立投資には投資のタイミングを分散することで平均購入価格を平準化させる効果があり、資産価格に短期的な下落が生じても、それによって生じる損失の程度を軽減することが可能になります。



金価格は大きな変動を繰り返しながら上昇してきた

金の価格は、近年、インフレに対するヘッジ手段としての需要や地政学リスクに対する警戒感に加えて、新興国を中心に中央銀行が金準備を積み上げる動きなどを背景として上昇してきました。一方で、金への投資においては、価格変動や為替変動などに関するリスクについて留意する必要があり、短期的には米国金利や米ドルの変動に伴い値動きが大きくなる場面があると考えられます。

投資のタイミングによっては購入後の価格下落で損失が生じる可能性があるほか、損失に耐えられず長期投資を断念することにもつながりかねません。長期的な視点で着実な資産の形成を目指すうえでは、時間をかけて投資を行う「積立投資(時間分散)」を活用することが有効であると考えられます。

リターン獲得の確率を高めるには長期の投資継続が条件

図表2は、金(円換算)への一括投資のシミュレーション結果(評価金額)で、10年間の投資期間終了時点の評価金額の推移を示しています。例えば、グラフの左端に2009年12月として示されている金額(4,053万円)は、1999年12月に1,200万円を一括で投資したと仮定し、10年経過した2009年12月時点の評価金額です。これを見ると、シミュレーションを行った1999年12月以降、一括投資を開始してから10年後の評価金額は全ての期間で投資元本を上回ったことが示されています。

ただし、これは実際には短期的な金(円換算)の値動きが大きくなる可能性がある中で(図表3参照)、利益確定や損失確定を行うことなく、どのような市場環境においても保有を継続したということが条件となっています。

時間分散に資産分散を組合わせることで、より安定した資産形成が可能に

投資リスクを抑えて安定的な資産形成を行うためには、値動きの異なる資産を組合せる「資産分散」も有効な手段です。以下では、金と異なる値動きをする傾向があり、個人投資家にも人気の高い米国株式と、金を用いてシミュレーションを行いました。

図表4は、金(円換算)のみで積立投資を行った場合と、金(円換算)と米国株式(円換算)を組合わせて(投資比率50%:50%)積立投資を行った場合のシミュレーション結果(評価額)を比較したもので、10年間の投資期間終了時点の評価額の推移を示しています。

どちらのシミュレーション結果でも、投資元本を割り込むケースはありませんでしたが、右側の金(円換算)と米国株式(円換算)で積立投資を行った結果のほうが、積立投資を開始した時期によるシミュレーション結果のばらつきが相対的に小さいことが分かります。

また、シミュレーション結果が同水準であっても、内訳をみると金(円換算)と米国株式(円換算)の評価額の比率が積立投資を開始した時期によって大きく異なることがあることがわかります。これは、一方の資産が下落する場面で他方の資産が上昇し補うといった、値動きが異なる傾向にある資産を組合わせることによる資産分散の効果が発揮されたと考えられます。

シミュレーション、指数・出所について

  • シミュレーションは過去のデータに基づいてピクテ・ジャパンが算出した結果です。資産運用における時間分散(積立投資)の効果をお示しするため算出したシミュレーション結果であり、実在するファンドのリターンの推移ではありません。
  • 積立投資のシミュレーションに際しては、①累積の投資金額に月次リターンを掛け合わせ、ひと月あたりの積立金額である10万円を合計したものを新たな累積の投資金額として、月次リターンを掛け合わせる、という計算を120ヵ月(10年)繰り返して算出しています。②売買手数料や税金等の費用は考慮していません。
  • ファンドの運用においては、売買コストや信託報酬などによる影響が生じます。そのため、ファンドの運用成果が、シミュレーション結果と同様のリターンまたはリスクを達成することを約束するものではありません。運用プロセス等は変更になる場合があります。
  • パフォーマンス・シミュレーションで用いた指数等は、以下の通りです。

      金(円換算):ロンドン市場金価格を円換算

      米国株式:S&P500種株価指数(配当込み)を円換算

  出所:ブルームバーグのデータを基にピクテ・ジャパン作成



このように、金を活用した時間分散と資産分散に加え、長期投資を行うことで、安定した資産形成が可能であると考えられます。


●当資料はピクテ・ジャパン株式会社が作成した販売用資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
●投資信託は、値動きのある有価証券等(外貨建資産に投資する場合は、為替変動リスクもあります)に投資いたしますので、基準価額は変動します。したがって、投資者の皆さまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
●運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。
●当資料に記載された過去の実績は、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。
●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性、使用目的への適合性を保証するものではありません。
●当資料中に示された情報等は、作成日現在のものであり、事前の連絡なしに変更されることがあります。
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●当資料に掲載されているいかなる情報も、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を構成するものではありません。

お申込みにあたっては、交付目論見書等を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
投資リスク、手続き・手数料等については以下の各ファンド詳細ページの投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。

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