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- ポラリス|市場環境の不透明感が高まる中、資産配分を変更
・市場環境を勘案し、株式と金の組入比率を引き下げ、キャッシュ等の組入比率を引き上げる
・金利上昇が続く中、債券の一部組入れを検討する段階に
・魅力的なリスクプレミアムが期待できる資産への投資により中長期的な資産の成長を目指す
市場環境の不透明感が高まる中、株式と金の組入比率を引き下げ、キャッシュ等の組入比率を引き上げる
市場環境に応じて魅力的なリスクプレミアム注1が期待できる資産を組合わせる/入替える当ファンド(以下、ポラリス)は、設定来、低金利環境で相対的な魅力の高い株式と金を50%ずつ保有するという基本資産配分に沿った運用を行ってきました。
しかし足元、世界的なインフレの高進と各国・地域の中央銀行による金融引き締めの動き、欧州のエネルギー問題、地政学リスクなどを背景に世界経済の先行き懸念が高まり、世界の金融市場が不安定な動きとなる中、2022年9月にポラリスは戦術的に資産配分の見直しを行い、株式と金の組入比率を引き下げ、キャッシュ・短期金融商品等の組入比率を引き上げました(図表1参照)。
ポートフォリオ全体の分散投資効果を意識しながら、株式については主に新興国ハイインカム株式ファンド注2と世界株式ファンド注2の比率をそれぞれ引き下げ40%弱の組入比率に、金については更なる円安の可能性を考慮しつつ45%弱の組入比率とし、キャッシュ・短期金融商品等の組入比率を20%弱まで引き上げています。
注1 リスクプレミアムとは、リスク資産の期待リターンにおいて価格変動リスクの対価とみなされる部分のことを意味し、無リスクの資産に対して期待するリスク資産のリターンの上乗せ分を指します。
注2 詳細は月報4ページの指定投資信託証券一覧をご覧ください。
金利上昇が続く中、債券の一部組入れを検討する段階に
世界的なインフレ高進や各国・地域の中央銀行による利上げなどの影響で2022年に債券利回りは大きく上昇(価格は下落)し、相対的な債券の魅力が徐々に高まってきています。
このような環境下、ポラリスは、各資産のリスクプレミアムの相対的な魅力を注視しながら、基本資産配分の変更および債券の一部組入れ開始を検討する段階にきていると考えます。
また、短期的に債券の相対的な魅力が高まる局面では、基本資産配分の変更を待たずに、戦術的に債券の組入れを開始する可能性もあります。
引き続きポラリスは、市場環境に応じて相対的に魅力的なリスクプレミアムが期待できる資産を選択して投資することで、リスクを抑えつつ、中長期的にお客様の資産を育てるための運用を行っていきます。
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