- Article Title
- ポラリス|ポラリスが金を組入れる理由~実物資産である金の特徴と組入れによる分散効果
●ポラリスが組入れている実物資産である金の特徴
●金の組入れによる分散効果
実物資産である金の特徴
市場環境に応じて、魅力的なリスクプレミアム注1が期待できる資産を選択し投資するポラリスは、設定来、金を積極的に組入れた運用を行ってきました。2024年3月末現在、ポラリスは金を44.5%注2組入れています。
設定来、ポラリスが注目して積極的に投資してきた金ですが、金価格の変動について代表的な特徴を踏まえて整理したものが、図表1(金の主な特徴と価格変動要因)です。金の価格は、金利や通貨の動向、景気やインフレ、国際情勢など多岐にわたる要因が、その時々の状況によって影響の度合いを変えながら変動しています。
また長期的な金価格の上昇要因としては、世界の富と所得の拡大を背景とした宝飾品需要や投資需要の増加なども考えられます。
注1 リスクプレミアムとは、リスク資産の期待リターンにおいて価格変動リスクの対価とみなされる部分のことを意味し、無リスクの資産に対して期待するリスク資産のリターンの上乗せ分を指します
注2 投資先ファンドである「プレシャス・メタル・ファンド- フィジカル・ゴールド」の組入比率です
金の組入れによる分散効果
ポラリスが実物資産である金を積極的に組入れる理由のひとつに、金と他資産を組み合わせることで、分散効果が期待できる点が挙げられます。
金は株式や債券などの他資産と異なる値動きをする傾向があります。資産間の動きの関連性を示す相関係数を過去20年間(2004年2月末~2024年2月末)でみると、金と世界株式は0.19で低相関、金と世界国債(ヘッジあり)はー0.01で逆相関となっています(図表2下)。資産間の相関が逆相関の場合はそれぞれの資産が逆の動きをする傾向があること、相関が低い(ゼロに近い)場合は価格の動きに関連性が小さいことを意味しています。
ポラリスでは、株式や債券と異なる値動きをする傾向のある金を分散投資効果を高める重要な資産であると位置づけ、ポートフォリオに組入れています。
当資料をご利用にあたっての注意事項等
●当資料はピクテ・ジャパン株式会社が作成した販売用資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
●投資信託は、値動きのある有価証券等(外貨建資産に投資する場合は、為替変動リスクもあります)に投資いたしますので、基準価額は変動します。したがって、投資者の皆さまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
●運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。
●当資料に記載された過去の実績は、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。
●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性、使用目的への適合性を保証するものではありません。
●当資料中に示された情報等は、作成日現在のものであり、事前の連絡なしに変更されることがあります。
●投資信託は預金等ではなく元本および利回りの保証はありません。
●投資信託は、預金や保険契約と異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
●登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
●当資料に掲載されているいかなる情報も、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を構成するものではありません。
MSCI指数は、MSCIが開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCIに帰属します。またMSCIは、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。