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- ポラリス|2025年1月の運用状況と今後の見通し
足元の世界経済は、引き続き米国経済が世界全体を下支えする形で底堅い環境が続くものと考えます。そうした中、米国トランプ政権の経済政策による世界経済への影響に対する警戒感などを背景に市場のボラティリティが高まる可能性は否定できず、また足元の市場に織り込まれている米連邦準備制度理事会(FRB)の2025年以降の利下げ余地が政策次第で縮小する可能性があるため、想定される様々なテールリスクに一定の配慮が必要であると考えます。
こうした認識に基づき、引き続きバランスを重視したポートフォリオを維持しています。
2025年1月の基準価額の推移
2025年1月31日のポラリスの基準価額は、前月末比314円上昇(+1.8%)の17,798円となりました。
運用状況
2025年1月は、トランプ大統領が就任早々の関税発動を見送り、日銀が利上げに踏み切る中、世界株式、世界国債、金は共に上昇(現地通貨ベース)した一方、為替はドルやユーロに対して円が上昇しました。
当ファンドの資産配分比率
ポラリスは、株式、債券、金の組入比率の変更だけでなく、株式部分、債券部分それぞれが、特徴の異なる複数のファンドを投資対象としており、投資先ファンドの比率を変更することで、投資環境にあった細やかな運用を行っています。2025年1月は、株式、債券の組入比率を引き下げ、金、キャッシュ・短期金融商品等を引き上げました。
主な投資行動と振り返り
ポラリスでは、2025年1月現在、株式、債券、金それぞれの組入比率を30%強としています。また円資産比率(円建て資産と円ヘッジの比率)は、2024年9月以降、50%超で推移しており、為替変動の影響を軽減しています。
運用チームの着眼点
・世界経済は、引き続き米国経済が世界全体を下支えする形で底堅い環境が続く
・米国トランプ政権の経済政策による世界経済への影響に対する警戒感などを背景に市場のボラティリティが高まる可能性には注意
・足元の市場に織り込まれている米国の2025年以降の利下げ余地が政策次第で縮小する可能性にも配慮
設定来の基準価額の推移
2025年1月31日のポラリスの基準価額は17,798円となり、設定来で+78.0%(年率+13.3%)上昇しています。
基準価額変動要因分析
基準価額の変動要因の内訳は、1)~3)市場要因(価格、金利、信用力等の変化による株式、債券、金の変動要因)、4)為替要因、5)分配金要因、および、6)その他です。
ポラリスと主要資産のリスク・リターン特性
ポラリスの設定来の年率のリスク(標準偏差)とリターンはそれぞれ9.8%、13.3%となっています。
ポラリスと主要資産のパフォーマンス比較
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