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- ポラリス|2023年8月の運用状況と今後の見通し
欧米ではこれまでの利上げの累積効果でインフレ圧力が鈍化する一方、雇用や景況感に減速感が見られ始めています。また日米の企業業績の上方修正期待が広がる反面、米国の国債増発に伴う長期金利の上昇や、中国の不動産セクターの混迷といったリスク要因も散見されます。このためリスク資産に対してやや慎重な投資スタンスを継続し、ディフェンシブ株や優良株を主体とする保守的なポートフォリオを継続する方針です。金については、金(為替ヘッジなし)への配分を継続します。債券は主要中央銀行の金融政策を注視しながら、インカム収益が見込まれる世界社債および新興国債券への投資を維持していきます。
基準価額の推移
ポラリスの2023年8月31日の基準価額は14,298円となり、前月末比で238円上昇しました。なお、基準価額は前月末比で+1.7%となりました。
ポラリスの基準価額は過去1年間(2022年8月末~2023年8月末)では11.5%の上昇となりました。また、ポラリスの設定来の年率のリスク(標準偏差)とリターンはそれぞれ9.7%、11.9%となっています。
基準価額変動要因分析
2023年8月は、現地通貨ベースで株式、債券、金がいずれもマイナス寄与となりましたが、為替のプラス寄与が大きく、基準価額は上昇しました。
ポートフォリオの状況(2023年8月末時点)
2023年8月末の組入比率は、前月末に比べ主に株式、債券、キャッシュ等の組入比率を引き下げ、金を引き上げました。
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