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- ポラリス|2024年1月の運用状況と今後の見通し
米国景気の軟着陸への楽観論や、インフレ鈍化、欧米では利下げ観測の台頭などを背景に、株式、債券ともに堅調な動きはしばらく継続すると思われます。このため上昇相場に劣後しないよう、現金比率を抑えて現状の構成比を維持する方針です。ただし米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待の後退や株価急上昇に伴う過熱感の台頭など、投資環境が悪化する兆候が見られた場合には、機動的にリスク資産の比率を引き下げることも検討します。株式では引き続き、優良株・ディフェンシブ株主体の銘柄選択を継続します。債券については、引き続き主要中央銀行の金融政策を注視しながら、インカム収益が見込まれる世界社債および新興国債券への投資を維持していきます。為替については、日本銀行の政策修正に伴う円反発の可能性を警戒し、為替ヘッジ比率を引き上げることを検討していきます。金については、昨今の地政学的リスクを背景に需要が期待されることに加えて、株式や債券などの伝統的資産クラスとの相関が低く、インフレに強い性質を有するとみられていることから、分散投資において重要かつ戦略的資産の位置づけに変わりありません。一方で、FRBが市場の予想に反して金融引き締め姿勢を継続した場合、金利上昇および米ドル高が金価格下落につながる可能性もあるため、引き続き金を取り巻く環境を冷静にみていくことが重要といえます。
基準価額の推移
2024年1月31日のポラリスの基準価額は14,924円となり、前月末比で369円上昇(+2.5%)しました。2024年1月の月間騰落率は世界株式が+6.0%、世界国債(ヘッジあり)が-1.7%、金が+2.9%となりました( ともに1営業日前ベース、円ベース)。
ポラリスの基準価額は過去1年間(2023年1月末~2024年1月末)で14.2%上昇しました。また、ポラリスの設定来の年率のリスク(標準偏差)とリターンはそれぞれ9.6%、11.8%となっています。
基準価額変動要因分析
基準価額の変動要因の内訳は、1)~3)市場要因(価格、金利、信用力等の変化による株式、債券、金の変動要因)、4)為替要因、5)分配金要因、および、6)その他です。
ポートフォリオの状況
2024年1月末の組入比率は、前月末に対して、株式、債券を引き上げた一方、キャッシュ等を引き下げました。
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