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- ポラリス|2024年8月の運用状況と今後の見通し
労働市場の軟化をきっかけに米国の景気後退懸念が強まっていますが、企業業績は依然堅調であるため、米景気が軟着陸する可能性は高いとみています。このため株式に対する「やや強気」のスタンスを継続しつつ、クオリティ株やディフェンシブ株を選好する方針です。また中国景気の回復が遅れている点を考慮し、新興国については慎重な姿勢を維持します。その一方、市場の米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測はやや行き過ぎと思われ、米国債券には中立のスタンスとします。引き続き、インカム収益が見込まれる世界社債および新興国債券への投資を維持していきます。為替については、日本銀行の政策修正に伴う為替市場のボラティリティ上昇に警戒し、為替ヘッジ比率引き上げの検討を継続していきます。金については、中長期の強気見通しに変わりはありません。引き続き、昨今の地政学的リスクに加えて、金は株式や債券などの伝統的資産クラスとの相関が低く、インフレに強い性質を有するとみられていることから、分散投資において重要かつ戦略的資産の位置づけであると判断します。一方で、FRBが市場の予想に反して金融引き締め姿勢を継続した場合、金利上昇および米ドル高が金価格下落につながる可能性もあるため、引き続き金を取り巻く環境は冷静にみていくことが重要であるといえます.。
基準価額の推移
2024年8月30日のポラリスの基準価額は16,825円となり、設定来で+68.3%(年率+13.3%)、年初来で+15.6%上昇しています。
ポラリスの設定来の年率のリスク(標準偏差)とリターンはそれぞれ9.9%、13.3%となっています。
基準価額変動要因分析
基準価額の変動要因の内訳は、1)~3)市場要因(価格、金利、信用力等の変化による株式、債券、金の変動要因)、4)為替要因、5)分配金要因、および、6)その他です。
ポートフォリオの状況
2024年8月末の組入比率は、前月末に対して、債券、キャッシュ等、金を引き上げた一方、株式を引き下げました。
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