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- ポラリス|2024年4月の運用状況と今後の見通し
米国景気の底堅さを背景に米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測は後退しているものの、株価の過熱感は足下の下落で解消されつつあり、株式に対する強気姿勢を継続します。株式では引き続き、優良株・ディフェンシブ株主体の銘柄選択を継続します。債券については、引き続き主要中央銀行の金融政策を注視しながら、インカム収益が見込まれる世界社債および新興国債券への投資を維持していきます。為替については、日本銀行の政策修正に伴う円反発の可能性を警戒し、為替ヘッジ比率引き上げの検討を継続していきます。金については、中長期の強気見通しは変わらないものの、目先は買われ過ぎとなっており、いったん利益確定売りを行う方針です。引き続き、昨今の地政学的リスクに加えて、金は株式や債券などの伝統的資産クラスとの相関が低く、インフレに強い性質を有するとみられていることから、分散投資において重要かつ戦略的資産の位置づけに変わりありません。一方で、FRBが市場の予想に反して金融引き締め姿勢を継続した場合、金利上昇および米ドル高が金価格下落につながる可能性もあるため、引き続き金を取り巻く環境を冷静にみていくことが重要といえます。ポラリスでは引き続き、各資産の相対的なリスクプレミアムの魅力度を精査しながらポートフォリオのアロケーションを行います。
基準価額の推移
2024年4月30日のポラリスの基準価額は16,946円となり、設定来で+69.5%、年初来で+16.4%上昇しています。
ポラリスの設定来の年率のリスク(標準偏差)とリターンはそれぞれ9.5%、14.7%となっています。
基準価額変動要因分析
基準価額の変動要因の内訳は、1)~3)市場要因(価格、金利、信用力等の変化による株式、債券、金の変動要因)、4)為替要因、5)分配金要因、および、6)その他です。
ポートフォリオの状況
2024年4月末の組入比率は、前月末比で、債券、キャッシュ等を引き上げた一方、金、株式を引き下げました。
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