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- 復活の兆しが見え始めた、プレミアム・ブランド株式
世界の「プレミアム・ブランド」企業に投資を行う当ファンドの基準価額(分配金再投資後)は、過去約3年間、先進国株式と同様な推移となってきましたが、2020年6月末以降、足元(2021年2月12日)まででみると、先進国株式を上回る上昇となっています。さらに、これまで株式市場の上昇をけん引してきた先進国IT株式の上昇率も上回っています。
プレミアム・ブランド企業の株価に復調の兆し
2018年年初来から足元までの約3年間の当ファンドの基準価額(分配金再投資後)(以下、当ファンド)をみると、概ね先進国株式(先進国株式の平均)と同様な推移が長らく続いてきました。しかし、足元では当ファンドの上昇ペースが先進国株式(MSCI世界株価指数、円換算ベース)を上回りつつあります。 2020年後半(6月末以降)から足元(2021年2月12日)まででみると、当ファンドのパフォーマンスは先進国株式の平均を上回る+37.6%の上昇となりました。
さらに、2020年後半以降は、これまで株式市場を大きくけん引してきたハイテク関連の先進国IT株式(MSCI世界情報技術セクター株価指数、円換算ベース)に比べても、当ファンドのパフォーマンスは良好なパフォーマンスを示しました。
幾多の困難を乗り越えてきた実績と、変わらぬ人々の「羨望の的」への要求
2020年には、新型コロナウイルスの感染拡大により、各国で都市封鎖や渡航制限など人の移動や経済活動の制限措置が実施され、足元でも依然としてそうした制限措置が行われている国・地域も多くあります。こうした中で、小売店舗やレストラン・バーなどの休業や営業時間の短縮が行われたほか、人々の消費意欲も低下しました。
しかし、足元では、少しずつ状況が好転しつつあります。感染の封じ込めに概ね成功している中国では経済のV字回復が見られるほか、他の主要国でも金融・財政政策等の下支えにより、世界経済の回復期待が見え始めています。さらに、新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されました。経済の正常化、人々の社会生活の正常化に向けた動きが少しずつ見え始めています。こうした流れの中で、プレミアム・ブランド企業が提供する高額商品やサービスに対する需要は大きく回復することが期待されます。
そもそも、多くのプレミアム・ブランド企業は、長い歴史や熟練の技、品質の高さ、芸術性、革新性などを背景に、顧客から高い支持・厚い信頼が寄せられており、しっかりとした顧客層を掴んでいると考えられます。こうした企業は、長い歴史の中には、戦争や世界的な経済危機など様々な困難を乗り越え、今に至っているのです。
また、「人とは違う」または「より良い」モノやサービスを手にしたい、といった人々の欲求はいつの時代でも変わらないものです。人々の「羨望の的」となるようなプレミアム・ブランド商品やサービスは、そうした要求を満たすものであると考えられます。
新型コロナウイルスの感染拡大の中で「ステイ・ホーム」を余儀なくされ、海外旅行をあきらめたり、外食やショッピングを控えたり、あきらめざるを得なかった人々が、再びプレミアム・ブランドが提供する商品・サービスの購入・利用を増やし始める日は、そう遠くはないのかもしれません。
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