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- プレミアム・ブランド、特徴と投資対象としての魅力
当ファンドの投資対象である、プレミアム・ブランド企業の特徴と投資対象としての魅力について、ご紹介いたします。
1. プレミアム・ブランド企業は、「消費関連」の商品・サービスを提供している
ピクテでは、プレミアム・ブランド企業は、様々な消費関連分野に存在していると考えています。当ファンドの組入銘柄をセクター別にみると、一般消費財・サービスに属する銘柄が最も多く、次いで、生活必需品セクターとなっています。
ただし、プレミアム・ブランド企業は、他の企業が簡単に真似することができない商品・サービスを提供し、主な顧客は、富裕層やよりよいモノ・サービスを熱望する消費者です。こうした点で、一般的な消費財・サービスとは一線を画していると考えられます。
2.プレミアム・ブランド企業は、欧州を起源とする企業が多い
プレミアム・ブランド企業は、欧米や日本など世界各地に存在していますが、特に欧州を起源とする企業が相対的に多いのが特徴です。当ファンドの国別組入比率をみると、フランス、イタリア、スイス、英国などの欧州企業の組入比率が約5割を占めています。
3.プレミアム・ブランド企業は、困難な時代を乗り越えてきた実績のある企業が多い
プレミアム・ブランド企業には、長い歴史を有する企業が多く存在します。長い歴史の中で、幾多の困難な時代も乗り越え、今もなお、多くの消費者を惹きつけてやまない魅力ある商品・サービスを提供しています。
4.プレミアム・ブランド企業は、相対的に高い利益成長が期待されている
プレミアム・ブランド企業は、中長期的にみると、①新興国(特に中国をはじめとしたアジア)の中間所得層の拡大、➁富裕層における富の拡大などが成長ドライバーとなり、先進国企業の平均を上回る利益成長が期待できるとみられます。
今年度および来年度についても、相対的に高い利益成長が予想されている企業が多くみられます。
5.プレミアム・ブランド企業は、「ブランド力」を背景に高収益性を実現
プレミアム・ブランド企業には、「ブランド力」があります。インフレなどの影響でコストが増加した場合、コスト増加分を最終価格に転嫁すること(値上げ)が比較的容易であり、消費者にも受け入れられています。また、他の企業が簡単に真似できない商品・サービスであるため、価格競争にも巻き込まれにくいと考えられます。こうしたことから、高収益性を実現している企業が多く存在します。
6.プレミアム・ブランド企業の株式は、「プレミアム」価格で取引される傾向がある
プレミアム・ブランド企業の株式のバリュエーション(投資価値評価)水準は、これまでも長期にわたって先進国株式に比べて高い水準で推移してきました。これは、プレミアム・ブランド企業の多くが、相対的に高い成長性や良好な企業のファンダメンタルズ(基礎的条件)を有しているための「プレミアム」であると考えられます。
2023年5月末時点の当ファンドの組入銘柄における予想株価収益率(PER)注は、過去10年間の平均を若干上回る水準であり、今後の成長性を考慮すると、過度な割高感はなく、妥当な水準であるとみられます。
注:来年度1株当たり利益ベース、組入比率加重平均
7.プレミアム・ブランド企業の株式は、値動きが相対的に大きい傾向がある
プレミアム・ブランド企業の株式は「消費関連」銘柄であり、世界的な経済危機時や景気減速局面などで、先進国株式に比べて大きく下落する傾向がみられます。しかし、過去の実績では、その後の回復局面で株価は大きく反発してきました。株式市場において様々な懸念が後退していく過程で、プレミアム・ブランド企業の相対的に高い成長性や良好な企業のファンダメンタルズが再評価されてきました。
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