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- ブランド|中国の経済再開による恩恵を享受
(ポイント)
●足元、中国の経済再開への期待を背景に、アジア(除く日本)株式は相対的に大きく上昇
●プレミアム・ブランド企業も、中国の経済再開の恩恵を大きく受けると期待される一角
●プレミアム・ブランド企業の足元の株価反発を受けて、当ファンドの基準価額も上昇
中国の経済再開への期待を背景に、株価は反発
2022年10月後半以降、中国のゼロコロナ政策の緩和観測から、中国の経済再開に対する期待が高まりました(その後2023年1月8日、中国政府はゼロコロナ政策を終了)。こうした期待から、中国株式を中心としたアジア(除く日本)株式の株価は、2022年10月末から足元(2023年1月17日)までの期間でみると、相対的に大きく上昇しました。
当ファンドの主たる投資対象である世界のプレミアム・ブランド企業についても、化粧品企業や高級ブランド企業などを中心に、株価が大きく反発しています。
プレミアム・ブランド企業は、中国の経済再開の恩恵を大きく受けると期待されるため、投資家の注目を集めているとみられます。
注目される背景|業績面で、中国をはじめとしたアジア依存度が大きい
プレミアム・ブランド企業の地域別売上高構成比をみると、アジア地域の比率が相対的に大きい企業が多く存在します。
実際には、こうした地域別売上高構成比以上にプレミアム・ブランド企業の業績は、中国を中心としたアジアの人々の消費動向の影響を受ける可能性が高いとみられます。コロナ禍以前、多くの中国の人々が海外旅行を楽しみ、旅先で多くのプレミアム・ブランド商品を購入する傾向がみられました。その場合、旅先の国・地域(例えば、欧州や米国など)での売上高計上となります。今後、中国の人々が海外旅行を再開していく中で、プレミアム・ブランド商品需要は、いっそう高まる可能性があると期待されます。
2023年年初来、当ファンドの基準価額は上昇に転じる
当ファンドのパフォーマンス(分配金再投資後基準価額)は、昨年2022年の年間では約‐10%の下落となりました。
しかし足元では、中国の経済再開への期待を背景にプレミアム・ブランド企業の株価が反発していることなどが寄与し、2023年年初来の当ファンドのパフォーマンスは上昇に転じています。
2023年年初来、1月17日までの当ファンドのパフォーマンスは、約+5%の上昇と、アジア(除く日本)株式と同程度の上昇率となりました。
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