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- インド株式への投資では、アクティブ・アプローチが重要と考える理由
●主要株価指数でカバーしきれていない、魅力的で優良なインド企業が存在
●問題を抱える企業の株式への投資を避けることも重要
●インド企業の中でも、誠実な経営陣によって経営されている優良企業こそが、長期にわたって持続的に成長できると考えられる。当ファンドは、こうした優良企業に厳選投資を行うアクティブ・ファンド
主要株価指数でカバーしきれていない、魅力的で優良なインド企業が存在
インド企業は国内の経済成長が追い風となり、相対的に高い成長力があると期待されています。その中でも、誠実な経営陣によって経営されている優良企業こそが、長期にわたって持続的に成長できるとピクテでは考えています。
しかし、インドの主要株価指数では、魅力的な優良企業の株式がカバーしきれておらず、株価指数に連動した運用成果を目指すインデックス・ファンドでは、成長の恩恵の一部を取りこぼしてしまう可能性があると考えています。
このことは、インド株式への投資によって、中長期的に良好なリターンを獲得するためには、個別企業の調査・分析から投資対象の選別を行うアクティブ・アプローチが重要であると考える理由の1つです。
当ファンドは、誠実な経営陣によって経営されている優良企業の株式を厳選した上で投資を行う、アクティブ・ファンドです。
2023年2月末時点の当ファンドの組入銘柄数は、26銘柄に厳選されています。26銘柄のうち、10銘柄はMSCIインド株価指数でカバーされていない、指数構成企業以外の銘柄です。
問題を抱える企業の株式への投資を避けることも重要
また、直近で発生した新興財閥であるアダニ・グループの不正会計疑惑の問題を受けて、同グループ傘下企業の株価が大幅に下落しました。MSCIインド株価指数では、アダニ・グループ傘下企業が含まれていたため、同指数の下落率も大きくなりました。
インドではこれまでも、企業統治(ガバナンス)に問題を抱える企業への懸念が高まることがありました。問題を抱える企業の株式が、株価指数の構成企業に含まれている場合には、インデックス・ファンドでは投資を避けることができません。しかし、個別銘柄の調査・分析を通じて投資先をしっかりと選別することで、問題を抱える企業の株式への投資を避けることも可能であると考えます。
当ファンドの運用チームでは、投資先および投資対象候補企業の経営陣とのミーティングだけでなく、現地の工場、店舗、施設などを実際に訪れ、そこで働く人々や顧客、取引先などの関係者へのインタビューを積極的に実施し、情報収集を行っています。収益・財務基盤の健全性、売上・利益動向の特性、各分野での競争優位性など様々な企業のファンダメンタルズ(基礎的条件)分析と合わせて、誠実な経営陣によって経営される優良企業を厳選していきます。
投資先および投資対象候補企業の選定に際しては、近年世界的に関心が高まっているESG(環境、社会、ガバナンス)の観点も考慮しています。当ファンドの運用チームは、企業の経営陣との対話を通して、前向きな変革を促す働きかけも積極的に行っています。
※将来の市場環境の変動等により、上記の内容が変更される場合があります。
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