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- 2024年年初来の当ファンドのパフォーマンス状況
●2024年年初来の当ファンドの基準価額は、+25.1%上昇(10月4日時点)
●当ファンドの運用チームが特に注目する産業分野の優良企業の株価上昇が寄与
●引き続き、丹念な調査・分析に基づき、優良企業を厳選した上で投資を行う方針
2024年年初来の当ファンドの基準価額は上昇
インド株式市場は、総選挙で与党が単独過半数割れとなる予想外の結果を受けて、2024年6月初旬に一時、大幅下落となった局面もありましたが、2024年年初来では上昇しています(2024年10月4日時点)。
こうした市場動向などを追い風に、2024年年初来の当ファンドの基準価額は、10月4日時点で+25.1%の上昇となりました。
厳選された優良企業の株価上昇が貢献
当ファンドは、インド株式の中でも、発展すると予想される産業分野において、誠実な経営陣によって経営され、中長期的に成長が期待できると考えられる優良企業の株式を厳選した上で投資を行う、アクティブ・ファンドです。
そのため、インド株式の代表的な株価指数の対象外の銘柄でも、魅力的なものがあれば投資を行います。また、株価指数の対象銘柄であっても、株価指数における構成比率に左右されることなく、組入比率を決定しています。
当ファンドの運用チームでは、発展すると予想する産業分野として、①個人向け金融サービス、➁ヘルスケア、➂ITサービス、④インターネット・エコノミーの4つの分野に特に注目しています。
2024年年初来、9月末までの当ファンドの基準価額に対してプラスの寄与度が大きかった銘柄には、このうち①個人向け金融サービス、➁ヘルスケア、➂インターネット・エコノミーの分野における優良企業が占めました。
バリュエーション水準の過熱感には警戒
株価の上昇に伴い、インド株式のバリュエーション(投資価値評価)水準は高まっています。世界的な株式市場におけるショックが発生した場合には、そうした事象をきっかけに、特に、海外投資家が過熱感のあるインド株式市場から投資資金を引き揚げる動きを強め、短期的に株価が大きく変動する可能性が懸念されます。
インド株式のバリュエーション水準の高さは、相対的に高い成長期待などを背景にしたものと考えられますが、当ファンドにおける投資先の選定に際しては、優良企業であっても、企業のファンダメンタルズ(基礎的条件)から著しく乖離し、過度に割高と考えられる株価水準で取引されている企業の株式に投資は行わない方針です。
足元では、インド株式の中でも特に中・小型株の割高感が際立っています。一方、大型株も割安な水準とはいえませんが、中・小型株に比べると相対的にバリュエーション面での魅力が残ると考えられます。当ファンドの運用においては、こうした観点からも、組入銘柄の組入比率の調整を行っています。
引き続き、丹念な調査・分析に基づき、優良企業を厳選した上で投資を行う方針
当ファンドの運用においては、引き続き丹念な調査・分析に基づき、バリュエーション(投資価値評価)に過度な割高感がなく適正な水準にあると考えられる優良企業を厳選した上で投資を行う方針です。こうした優良企業も、短期的には市場全体が調整する局面で株価が下落することがあります。しかし、中長期的にみると投資の好機と捉えることができる場合もあると考えています。
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