「ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド 愛称：クアトロ」（以下「当ファンド」または「クアトロ」）は、モーニングスター株式会社が選定する「Fund of the Year 2020」 バランス（成長）型 部門において「最優秀ファンド賞」を受賞しました。
以下では、モーニングスター株式会社より公表された選定ポイントを紹介させていただきます。

2020年の運用効率は上位2％、リターンは上位14％、部門内全体でも上位

2020年のシャープレシオは0.97と、類似ファンド分類平均を0.77上回った。類似ファンド分類内では、国内資産のみを投資対象とするファンドや新興国への投資比率を高めていたファンドなどに対して優位となり、上位2％（340本中第5位）となった。また、部門全体で見ても上位2％（862本中第16位）となっており、極めて優れた運用効率となっている。
2020年のトータルリターンは6.30％と、類似ファンド分類平均を3.93％上回った。類似ファンド分類内に属する7割以上のファンドのトータルリターンがプラスとなる中、上位14％（340本中第45位）となり、部門全体でも上位20％（862本中第171位）となった。四半期ごとのトータルリターンでは、1－3月期には類似ファンド分類平均が10％以上下落する中でも同分類内で上位5％内となっただけでなく、同分類平均がプラスとなった7－9月期にも上回っている。

 

3年の運用の効率性は上位2％、3年保有では概ねプラスのリターンを確保

当ファンドの2020年12月末までの過去3年間のシャープレシオは0.67と、類似ファンド分類内で上位2％（299本中第4位）となっているだけでなく、部門内に属する各資産の投資比率を機動的に変更するファンド（※）の中でも89本中第1位となっており、相対的な運用の効率性で優れている。
設定（2013年12月）来の3年のトータルリターンの推移（ローリングリターン）を見てみると、2020年12月までの過去49カ月のうち、48カ月でプラスとなっている。投資家は投資タイミングを問わず、3年間保有すれば概ねプラスのリターンを確保できた点は評価される。モーニングスターレーティングは2016年12月の付与開始以降、2020年12月までの49カ月の全てで3ツ星以上となっており、特に直近は6カ月中4カ月で5ツ星と、上昇傾向にある。
※投信協会の分類で「資産配分変動」に属するファンド（ただし、確定拠出年金及びファンドラップ専用、ETF除く）

 

海外籍バランスファンドは15年リターンがトップ、2年連続受賞

マザーファンドはチーム運用であり、主担当ファンドマネジャーであるエリック・ロセ氏はマルチアセット戦略部門の最高責任者で、ピクテの在籍年数、運用・調査経験年数はいずれも25年のベテランである。また、運用・調査経験のうち、17年間はバランス型ファンドの運用に携わってきた実績を有する。
参考までに、ロセ氏が2003年から運用を担うスイス籍のバランス型ファンド（※）の運用成績をみると、過去15年間のトータルリターンでは欧州モーニングスターカテゴリー内で第1位、モーニングスターレーティングでは5ツ星となっており、長期で極めて優れた運用成績を残している。
なお、当ファンドは昨年も同部門で「優秀ファンド賞」を受賞しており、2年連続の受賞となった。
※スイス籍のバランス型ファンド＝「Pictet CH － LPP 40」、評価はオールデストシェアクラスに対するもの