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- 投資戦略~投資環境の変化への備えを進める
米中経済にピークアウト感が強まるなか、物価上昇圧力の高まりや中国不動産大手の利払い不安といった不確実要因も強まっています。株式部分では、金利上昇時に強い金融セクターや、経済再開による恩恵が見込まれるブランド株式など、投資対象を選別する方針です。債券部分では、中国債券の比率を引き下げると同時に、デュレーションの一層の短期化を検討します。
9月の運用状況:9月末の基準価額は前月末比で1.7%下落しました
クアトロの2021年9月30日の基準価額は、前月末比で-217円(-1.7%)の12,196円となりました。
図表1:基準価額の推移
日次、期間:設定日(2013年12月12日)~2021年9月末
※クアトロの基準価額は、実質的な信託報酬等控除後、また換金時の費用・税金等は考慮しておりません。
基準価額の変動要因:全ての資産クラスがマイナス要因に
2021年9月の基準価額変動要因は、株式、債券、先物・オプション、オルタナティブがいずれもマイナス要因となりました。
図表2:基準価額の変動要因
月次、期間:設定日(2013年12月12日)~2021年9月末
今月の主な投資行動の振り返り
今後の見通し
米中経済にピークアウト感が強まるなか、物価上昇圧力の高まりや中国不動産大手の利払い不安といった不確実要因も強まっています。株式部分では、金利上昇時に強い金融セクターや、経済再開による恩恵が見込まれるブランド株式など、投資対象を選別する方針です。債券部分では、中国債券の比率を引き下げると同時に、デュレーションの一層の短期化を検討します。
組入資産の構成比と円資産比率
図表3:資産配分比率の推移
月次、期間:2013年12月末~2021年9月末
図表4:円資産比率の推移(概算値)
月次、期間:2013年12月末~2021年9月末
ファンドの特色
※「ポートフォリオ効果」とは、値動きの異なる複数の資産を組み合わせて分散投資をすることで、個々の資産の値動きが相殺され、ポートフォリオ全体としてのリスクが軽減されることをいいます。
参考データ
出所:リフィニティブ・データストリームのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
【注釈】
※変動要因は月次ベースおよび設定来の基準価額の変動要因です。※変動要因はマザーファンドの組入ファンドの価格変動を基に委託会社が作成し参考情報として記載しているものです。項目(概算値)ごとに円未満は四捨五入しており、合計が一致しない場合があります。※信託報酬等は、当ファンドの信託報酬や信託事務に要する諸費用等を含みます。その他には、当ファンドで直接行われる為替予約取引の要因等を含みます。
※記載の変動要因はマザーファンドの組入比率とマザーファンドの組入ファンドの価格変動および組入比率から算出した組入ファンド別の要因分析を主な投資対象ごとに集計したものです。したがって、組入ファンドの管理報酬等や、為替変動要因、ヘッジコスト、ヘッジ比率の変動による要因等は各投資対象に含まれます。また、マザーファンドの投資先ファンドであるピクテ・デルタ・ファンドの要因は先物・オプションに、短期金融商品等を主な投資対象とするファンドの要因は、その他に含めています。
※基準価額は信託報酬等控除後です。信託報酬率は「手続・手数料等」の「ファンドの費用」をご覧ください。
※円資産の比率は、当ファンドで保有しているコール・ローン等の比率と、円建て資産の比率、為替予約の比率から計算した概算値です。円建て資産の比率は、各投資先ファンドで組入れている円建て資産と各投資先ファンドの実質組入比率から算出しています。為替予約の比率は、当ファンドで直接行う為替予約の比率です。
※構成比は実質比率(マザーファンドの組入比率×マザーファンドにおける当該資産の組入比率)です。マザーファンドにおける当該資産の組入比率は、各投資先ファンドを主な投資対象によって株式、オルタナティブ、債券、短期金融商品等に分類、集計しています。構成比推移の債券と株式にはマザーファンドの投資先ファンドであるピクテ・デルタ・ファンドの株式先物、債券先物、オプションプレミアムを含めて集計しています。株式先物・オプション、債券先物・オプションにはピクテ・デルタ・ファンドの株式先物、債券先物、オプションプレミアムを含めて集計しています。キャッシュ等には投資先ファンドで保有する現金等の比率を含みません。
※組入資産の構成比および円資産の比率は、四捨五入して表示しているため、それを用いて計算すると誤差が生じる場合があります。
当資料をご利用にあたっての注意事項等
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